出版社内容情報
各動物の生き様が分かるエピソードから動物たちの魅力と、寿命の数字だけでは読み解けない動物観をおもしろおかしく伝えます。各動物の生き様がわかるようなエピソード・生態解説を交え、動物たちの生き方の魅力を伝えます。
寿命の?数字だけ?では読み取れない動物観を、サイエンスをベースに面白おかしく解説します。
一生通してみてみると、野生動物は生涯サバイバルと思いきや、よろしくやっている動物たちがなんと多いことか。
人間と同様に、日々を楽しく、目先のことに喜んだり、怖がったり、どうでもいいことをこじらせたり、時には緊張感を持ってビクビクし、結局は毎日朝を迎えられたことを感謝して生きているだけです。
勉強や仕事をがんばる人から引きこもりやアウトローまで、全ての人が何かしら共感できるものを見つけられ、それによって元気が出てくれたら最高です。
読者がいろいろな動物の一生を羨ましく思ったり、切なく感じたり、時には『人間で良かった…』と思ったりする…、そんなコドモからオトナまで楽しめる『動物たちの生き様カタログ』です。
新宅 広二[シンタク コウジ]
著・文・その他
内容説明
千年生きられないツル、一生の4/5は寝ているカエル、誰の世話にもならないクモ、わずらわしいことが一切ないパンダ、オスとメスどちらにもなれるカタツムリ、非暴力・不服従なダンゴムシ…。生き方のヒントがいっぱい。
目次
美しい島でまったり散歩を200年する生き方―アルダブラゾウガメ
深海の秘密の場所を知り尽くした生き方―オンデンザメ
“動物”であることをやめてしまった生き方―ハオリムシ
全爬虫類で最も成長が遅いのんびりな生き方―ムカシトカゲ
衣替えで緊張する生き方―タカアシガニ
サンゴに囲まれた美しい海でまったりする生き方―シャコガイ
北極海の魅力を知り尽くした生き方―ホッキョククジラ
地球全体が自分の家のような生き方―シロナガスクジラ
生涯、女子会を楽しむ生き方―アフリカゾウ
動物界一、ストレスを楽しむ生き方―ヒト〔ほか〕
著者等紹介
新宅広二[シンタクコウジ]
1968年生。専門は動物行動学と教育工学で、大学院修了後、上野動物園勤務。その後、国内外のフィールドワークを含め400種類以上の野生動物の生態や飼育方法を修得。狩猟免許も持つ。大学で20年以上教鞭をとる。監修業では国内外のネイチャー・ドキュメンタリー映画や科学番組など300作品以上てがけるほか、動物園・水族館・博物館のプロデュースも実績がある。著書は動物図鑑の執筆・監修など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
annzuhime
ふう
マネコ
サラサラココ




