出版社内容情報
好評の「くらべる」シリーズ最新刊。今回は日本全国をくらべてみた。ご当地あるある決定版。好評の「くらべる」シリーズ最新刊。今回は日本全国をくらべてみた。ご当地あるある決定版。
おかべ たかし[オカベ タカシ]
著・文・その他
山出 高士[ヤマデ タカシ]
写真
内容説明
東京都と大阪府の「定食」、山形市と仙台市の「芋煮」、和歌山県と山梨県の「犬」など、日本全国31の文化の違いを写真に撮った!
目次
1 あ行 か行(イカの塩辛;いがまんじゅう;犬 ほか)
2 さ行 た行(城;スコップ;ソースカツ丼 ほか)
3 な行 は行 ま行 や行 わ行(納豆;春巻き;百人一首 ほか)
著者等紹介
おかべたかし[オカベタカシ]
1972年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務後、ライター・著述家・編集者として活動
山出高士[ヤマデタカシ]
1970年三重県生まれ。梅田雅揚氏に師事後、1995年よりフリーランスカメラマン。2007年より小さなスタジオ「ガマスタ」を構え活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
223
前作『くらべる東西』からエリアを全国に拡大しての見て楽しい日本文化比較第二弾。北海道の百人一首は、下の句を読んで下の句を取る「板がるた」だったり、四国犬はオオカミっぽくて可愛かったり、愛媛県今治市の焼き鳥は串に刺さってなかったりと、いろんな発見満載でお届けしておりますので、ぜひ手にとってみてください。消費データから日本を読み解く楽しさも知って、創作意欲が倍増したよき企画となりました。宜しくお願いします^^2018/07/24
馨
173
くらべるシリーズ、好きです^^今回は日本全国の食べ物や物の違いを比べていて楽しくためになりました。表紙のスコップもそうですが、地域で全然違うものばかり。愛媛に住むものとしては、そんなに距離が離れていないイメージの本州の県同士なのになんでこんなに違うのか?と思う食べ物があったり、また愛媛の鯛めし(松山版と宇和島版の違い)や今治の焼き鳥も比べてくれていて嬉しかったです。2018/11/25
kinkin
169
東京の三角形のつり革、北海道のきびだんご、大阪と神奈川のかまぼこ板の違い、山形と仙台の芋煮。みたらし団子の数の違い他今回も楽しめた。ほっかいどうの百人一首は下の句だけを読み木の札を取る。これは初めて知った。だから坊主めくりを北海道の人は知らないそうだ。日本中を探せばまだまだくらべられるモノや事がたくさんあるのだろうな。図書館本2018/09/10
けんとまん1007
127
面白いです。このシリーズ、好きですね~、わかりやすいのがいい。そのうえ、単にわかりやすいだけでなく、背景も書かれていて興味が広がります。特に、今回、最初の「いかの塩辛」に、地元富山の黒づくりがでてきたので、言うことなし。あの独特のまろやかさ、癖になります・・と言うか、もうなってます。2018/09/30
ぶち
123
関西と関東の違いに留まらず、"東西南北" に広げて、面白い文化の違いを紹介してくれています。食べ物、日用品などさまざまな物が写真で紹介され、比べられています「え?、そうなの?」とビックリするものが多く、それがまた楽しいのです。味の好みは地域差が出易いのか、イカの塩辛、ソースカツ丼、きびだんご、焼き鳥などなど、地域によって大きく違います。でも、どちらも試してみたくなります。驚いたのは、北海道の百人一首かるた。下の句を読んで下の句の札をとるというもの。絵が描かれた上の句がないため、坊主めくりができないよぅ。2019/09/06