出版社内容情報
「Bean to bar」にチャレンジしたい方へ、カカオ豆本来の味わいを引き出す、こだわりのチョコレートづくりを極める!
内容説明
カカオ豆を収穫し、チョコレートができあがるまでの長い旅について、本書は図解で丁寧に解説します。チョコレートのレシピはもちろん、味わい方、保存の仕方、カカオ豆の原産地について、チョコレートを好きならば、ぜひ知っておきたい内容を詰め込みました。豆を選び、焙煎し、成形する過程を一貫して行う「ビーントゥバー」にチャレンジしたい方や、チョコレートの世界をもっと味わいつくしたい方へ。
目次
はじめに
チョコレートを知る
チョコレートを旅する
チョコレートを選ぶ
チョコレートを味わう
チョコレートを作る
チョコレートを楽しむ
著者等紹介
ラムジー,ドム[ラムジー,ドム] [Ramsey,Dom]
イギリスを拠点に活躍するチョコレートの専門家。自宅のキッチンで試行錯誤を繰り返したすえにビーントゥバーチョコレート専門店「ダムソンチョコレート」を立ち上げ、著名な賞を受賞している。国際的なチョコレート・コンクールの審査員を務めており、チョコレート関連の人気ブログ「Chocablog(チョカブログ)」を運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
40
チョコレートの事が広く深く分かるご本を読みました。基本的な知識に加え、近年話題の「クラフトチョコレート運動」や、「Bean to bar」チョコレート、アルチザンチョコレート、シングルオリジン、フェアトレードとオーガニック、等についても紙幅を割いています。家庭でカカオ豆からチョコレートを作るレシピ(!)も面白かった! ■後半のチョコレート菓子のレシピは、イマドキなオシャレ感の本格的なもので美味しそう♡ チョコレートとワインやチーズ、果物などの相性も教えてくれました ( ' ᵕ ' ) (2016年)(→続2019/02/13
鯖
18
紀元前1900年にはドリンクにして、祭祀の際には飲んでたというチョコレート。口噛酒とか大麻じゃないけど、当時の純粋な人にしてみれば、少量の刺激物質でもドーパミンドカーンだったんだろうなあ。産出国ごとのフェアトレードの取り組みに触れる一方、ご家庭にあるもので簡単にチョコを作ってみようという特集も。最初はジップロックにカカオ豆いれて、すりこぎでぶったたいてたから、ほうほうと思ってたら、突然食卓に溶鉱炉みたいな鍋が出てきて2時間煮ろとか言われて、これだからヨーロッパ人はよーと遠い目になる。2018/04/17
オレンジメイツ
8
「図書館本」チョコレートの歴史、カカオ豆の種類、産地の情報等チョコレートの辞典のような本。読み応えあり、見応えありで楽しい。2020/12/22
kurumi
5
今みたいに流行る前からチョコにはうるさいです。産地別の特徴など知りたくて。歴史から生産流通の過程、写真イラスト多用でわかりやすい。タンザニア、ベネズエラ、エクアドルのカカオがきっと好みっぽい。手作りレシピもあるが、コンチングが24時間とか、大理石のプレートとか、ハードル高いわ!2018/01/07
Lagavulin
4
奥が深い。シングルオリジンにチャレンジしたいですね。食の知識は人生を豊かにしてくれる。小さな変化を楽しむきっかけになります。2021/12/29