出版社内容情報
「ちょっかい」「図星」「アザラシ/アシカ」など、ことばの由来や意外な語源、漢字の成り立ち、似ていることばの違いを見る図鑑。
「ちょっかい」「いもずるしき」「ちやほや」「ぶっきらぼう」などの言葉の由来、意外な語源や
「牛」「虫」「夏」「冬」「集」などの漢字の成り立ち、
「アザラシ/アシカ」「フクロウ/ミミズク」などの似ていることば(もの)のちがいなどを
写真で楽しく直感的に理解できる図鑑。
内容説明
「見た」ことばは、なかなかわすれない。「見る」と、ことばにもっときょうみがわいてくる。
目次
1章 目でみることば(頭かくしてしりかくさず;いもづるしき;うり二つ ほか)
2章 かん字の形(山(やま)
川(かわ)
生(せい) ほか)
3章 にたものことば(アザラシ/アシカ;あふれる/こぼれる;池/みずうみ ほか)
著者等紹介
おかべたかし[オカベタカシ]
岡部敬史。1972年、京都府生まれの作家
やまでたかし[ヤマデタカシ]
山出高士。1970年、三重県生まれのカメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
123
文章と写真の名タッグ!!文字や言葉の意味を明快な写真で教えてくれる。小さい子たちに解りやすい。大人も「へえ~」な一冊。2016/08/20
岡部敬史/おかべたかし
113
『目でみることば』シリーズから、子どもが見ても楽しい写真を集めて「ずかん」にしました。ぜひ読み聞かせなどにも使ってください。下にダダダと並んだドングリがチャームポイントです^^2016/04/24
モリー
72
問題です。「兎と亀」の亀は、海ガメ(turtle)それとも陸ガメ(tortoise)?⇒答えは陸ガメです。では、もう一問。鰈(カレイ)と鮃(ヒラメ)の違いは?⇒答え。「口がかわいいのがカレイ」「口がこわいのがヒラメ」だそうです。口元のどアップ写真が衝撃的でした。写真で見れば違いが一目瞭然です。一度見たら忘れられません。次は単なる質問です。ヤモリとイモリ、どちらが好きですか?⇒私はヤモリが好きです。違いが分からない方は、この図鑑で調べてみてはいかがでしょう。へ〜とか、ほ〜とか言いながら楽しめると思います。2020/10/11
まるる
64
子供向けとはいっても大人が読んでも楽しい図鑑。「ちやほや」「ちょっかい」の言葉の成り立ちとか、そうだったのかー!と思うものもありました。こうやって視覚に訴えると覚えやすいなぁ。とても印象に残って忘れないと思う。2016/10/12
yomineko@ヴィタリにゃん
63
読み友様からのご紹介本です📙雉も「頭隠して尻隠さず」状態(笑)だが、猫も「体の一部が隠れていると、全体が隠れていると見做す習性」があるらしく、雉と共に可愛い。「ちやほや」は「蝶や花や」が短くなった言葉だと!!!口が可愛いのがカレイ、怖いのがヒラメって(笑)ヒラメも可愛い、、、かも知れないです(笑) 2024/03/10