出版社内容情報
古代から現代までの盛岡の歴史を分かりやすく集約!専門書よりも読みやすく、コラムが充実。盛岡をもっと良く知る手がかりに。古代から現代までの盛岡の歴史を分かりやすく集約!
専門書よりも読みやすく、コラムが充実。
「江戸時代のはじめ、盛岡に虎がいた!」
「城下町の街路が五の字型につくられた理由」
「吉田松陰と盛岡の意外な関係」など。
盛岡をもっと良く知る手がかりに。
加藤 章[カトウ アキラ]
高橋 知己[タカハシ トモミ]
藤井 茂[フジイ シゲル]
八木 光則[ヤギ ミツノリ]
目次
第1章 自然と共生した時代
第2章 蝦夷から安倍氏へ
第3章 動乱の中世
第4章 盛岡藩の成立と展開
第5章 暮らしと文化、社会の動揺
第6章 近代から現代へ
著者等紹介
加藤章[カトウアキラ]
1931年岩手県生。2016年没。上越教育大学元学長、盛岡大学元学長
高橋知己[タカハシトモミ]
1962年岩手県生。上越教育大学大学院准教授
藤井茂[フジイシゲル]
1949年秋田県生。一般財団法人新渡戸基金常務理事兼事務局長
八木光則[ヤギミツノリ]
1953年北海道生。考古学研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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paka
1
世界、日本史のなかでの盛岡の歴史が分かりやすくまとめられている。 特に、蝦夷と中央政府の関係にあった古代、平泉の文化が栄えた中世あたりは知っておきたいこと。 盛岡藩政は、全国で1番一揆が多かったらしく、おとなり伊達藩に農民たちが陳情に行ったというエピソード、また馬産地として有名だったが利益は官にありて民にあらずという吉田松陰の記録など。あまり藩政は良くなかったんだろうな…と。 今の時代に生きる幸せを再確認する意味でも良書でした。2022/02/12
大臣ぐサン
1
平易な言葉で中高生にも読みやすいダイジェスト版になっています。地方史の入門編として最適。一揆の数が日本一と大変不名誉な数字ではありますが、数千人の農民が隣の仙台藩に助けを求めに行って要求を飲ませたってのはすさまじい。百姓を率いる優秀な指導者がいたってことなんだなぁ。2019/04/15
雨
0
簡潔な文章で、タイトル通り盛岡の歴史がよくわかりました。踏み込んで学習する前の基礎的な知識を身につけるにはぴったりの一冊だと思います。踏み込んだ歴史書を読んだり旧跡などに足を運んだりして、より自分が住んでいる街への理解を深めていきたいと思いました。2017/09/16