出版社内容情報
アルキメデスからニュートン、ガリレオ、キュリー夫人、アインシュタイン、ホーキングまで、科学史の巨人たちが多数登場
物理学はすべての科学を結びつける科学です。
その目的は、原子を構成する最小の粒子から巨大銀河、さらには時空の本質まで、宇宙のすべてを説明することにあります。
人類にとって最も野心的な知の試みです。
自然の仕組みを理解しようという人類の知の冒険は、社会の発生とともに始まり、現在も継続中です。
数千年にわたり、各時代の最高の頭脳を魅了しながら発達してきた物理学は、今ではすべての科学の根本とみなされるまでになっています。
ギリシャ人が、物質は分割不能な原子でできているという考えを初めて示してから、アラブの、次いでルネサンスの、そして啓蒙時代の科学者たちによる偉大な探検を経て、物理学の物語は綴られてきました。
本書は、そんな物理学の発展を、古代ギリシャの自然哲学から最先端の量子力学の実験まで、250点を超える豊富で貴重な図版を駆使してたどっていきます。
そして物理学が人類に何をもたらしてきたか、その原点を見つめ直す機会を与えてくれます。
【著者紹介】
著作家。王立文学協会および英国作家協会メンバー。児童書作家の会(Scattered Authors Society)にも参加。娘ふたり。イングランド東部の大学町ケンブリッジで何種類もの変わったペットを育てながら暮らす。冬のあいだは常に不機嫌。一方、陽射しの強い季節はめっぽう活動的になる。学生時代にはイギリスおよびフランスの中世文学を専攻。作家になる前は大学で教えていた。小さな子には短い本を、大きな子には長めの本を、大人には体のサイズに関係なくいろいろな長さの本を書いている。彼女のサイトには、これまでの多岐にわたる著作がリストされている。邦訳書:『孤高に生きる言葉 アインシュタイン』東出顕子訳 青志社 2009年、『数学は歴史をどう変えてきたか』吉富節子訳 東京書籍2013年、『医学は歴史をどう変えてきたか』立木 勝訳 東京書籍 2014年
内容説明
本書は、物理学の発展を、古代ギリシャの自然哲学から最先端の量子力学の実験まで、250点を超える豊富で貴重な図版を駆使してたどっていく。そして物理学が人類に何をもたらしてきたか、その原点を見つめ直す。
目次
1 物は何でできているのか
2 光を操る―光学の歩み
3 質量の動きを記述する―力学の歩み
4 エネルギー―場と力
5 原子の中へ
6 星に手を伸ばす
7 つながる空間と時間
8 未来の物理学
著者等紹介
ルーニー,アン[ルーニー,アン] [Rooney,Anne]
著作家。王立文学協会および英国作家協会メンバー。児童書作家の会(Scattered Authors Society)にも参加。イングランド東部の大学町ケンブリッジで暮らす
立木勝[タチキマサル]
京都市出身。大阪府公立中学・高校教諭、英会話学校職員を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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