猫の西洋絵画

平松 洋【著】

東京書籍（2014/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 141p／高さ 21cm
• 商品コード 9784487808847
• NDC分類 723
• Cコード C0071

出版社内容情報

日本で初めて紹介される西洋絵画の猫たち。可愛さ満点、忘れられていた猫の名画の数々が一冊に！総数270匹を超える猫たちが大集合

日本で初めて紹介される西洋絵画の猫たち。
可愛さ満点、忘れられていた猫の名画の数々が一冊に！
総数270匹を超える猫たちが大集合。
画面いっぱいに可愛さと愛らしさが詰まった、思わず抱きしめてしまいたくなる「猫」写力に満ちた作品ばかりを集めました。
ありそうでなかった、猫好きの読者も、美術好きの読者も楽しめる初めての本。

【著者紹介】
1962年生まれ。美術評論家、キュレーター。朝日カルチャーセンター美術講師。展覧会の企画、運営も多い。 主著書に、『クリムトの世界』『名画　絶世の美女』（新人物往来社）、『終末の名画』（Gakken）、『ラフェエル前派の世界』（中経出版）など。

内容説明

総数２７０匹を超える猫たちが大集合！画面いっぱいの可愛さ、愛らしさ！思わず抱きしめたくなる猫写力！西洋絵画を飾った愛くるしい猫たち！

目次

第１章　主役となった猫たち（ジョージ・スタッブス；サミュエル・ド・ワイルド；ゴットフリート・ミント　ほか）
第２章　子どもたちと一緒（ジャン＝バティスト・ペロノー；ルイ＝レオポルド・ボワリー；チャールズ・クリスチャン・ナール　ほか）
第３章　美女と猫（ジャン＝バティスト・ペロノー；マルグリット・ジェラール；フリッツ・ツーバー＝ビューラー　ほか）

著者等紹介

平松洋［ヒラマツヒロシ］
美術評論家、フリー・キュレーター。１９６２年、岡山県生まれ。早大文卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行い、朝日カルチャーセンター新宿教室などでも講師を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くさてる]

可愛い可愛い可愛い！猫好き、絵画好きならたまらなくなる絵が勢ぞろいです。著者がこの本を編むのにあたって「猫を描いた絵」であり「可愛い猫を描いた絵」を選んだというその基準が本当に素晴らしい。その理由にはさらに深い意図があるのですが、それはぜひ解説を読んで下さい。これまでにも西洋絵画で描かれた猫を集めた本は見たことあるのですが、それらがいまひとつだった理由がはっきりと分かりました。猫好きには間違いなくおすすめです。

2014/12/26

[にゃうぴょん]

西洋絵画のさまざまなタイプの猫の絵画が紹介されています。どの猫も可愛くて見てるだけで楽しい気持ちになれました。個人的には第二章子供たちと一緒の絵に癒されました。

2022/06/13

[お昼寝ニャンコ]

図書館本。表紙に一目惚れし読了。猫好きの方なら写真集だけでなくこういった本も楽しめるのでは…(＾ｰ^)ノ☆主に１８世紀〜１９世紀の間に描かれた【猫を描いた絵】【他の何かと共に、猫が可愛く描かれた絵】が集められていますd(^_^o)。何故単純に【猫の絵】と書かないかはこの本を読んでみて下さい(＾ｰ^)ノ。とにかく時代に埋もれた猫の素晴らしく可愛い絵がたくさんでとても楽しめます。宗教的に猫が殺されまくった時代があったとか知って驚きました。猫など動物を描いていた画家の地位が低かったことも…(>_<)。良い本。

2016/04/16

[Wataru Kouyama]

知ってる画家はほぼいません。ただ、猫というあまり描かれることのないものを題材とした画家をこんなに集めたものは、そうそう無いです。

2016/10/11

[chatnoir]

猫の下半身が犬っぽかったり、耳が小さすぎたり、猫、あんまり好きじゃないでしょう、観察した事無いでしょう、な人の絵から、猫、大好きなんだろうな、って人の絵まで色々。ほぼ個人の持ち物で、普通ではお目にかかれない絵が満載。全部ではないけど、あの細い毛の一本一本や、フワフワ感がしっかり現わされていて感動。猫の絵が少ないのはキリスト教のせいらしい。はっきり言えば、有名どころは一人も載っていないけど、眼福です。好きなのは、猫をパールのネックレスでじゃれさせている絵と小鳥を取ろうとしてる躍動的な絵。

2015/11/25