経済学は役に立ちますか?

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487808519
  • NDC分類 331.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

デフレ脱却、働き方改革、教育問題…。理論は有効か?竹中平蔵×大竹文雄、二人の対談で経済学が面白くなる。

目次

第1章 エピソードに翻弄される世界…いま日本と世界で何が起きているか?(富の再分配を放棄したアメリカ;非効率的な富の再分配を続ける日本;機能マヒ状態の日本の政策委員会)
第2章 経済学を学ぶと世の中が面白く見える?(新古典派経済学から行動経済学へ;経済学の理論と政策の現場;経済学の世界と霞が関の世界)
第3章 経済的センスで考える(日本はなぜデフレから抜け出せないのか?;価格メカニズムは機能しているのか?;「働き方改革」の行方;「移民問題」は日本の問題でもある;日本の教育における課題はなぜ起きているのか?)
第4章 経済学はもっと面白くなる!(日本の経済学と世界の経済学;メディアに欠落する経済リテラシー;経済学は新しい学問。もっと面白くなる!)

著者等紹介

竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
1951年和歌山県和歌山市生まれ。一橋大学経済学部卒。博士(経済学)。大蔵省財政金融研究室主任研究官、大阪大学経済学部助教授、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、東洋大学国際学部教授・慶應義塾大学名誉教授・アカデミーヒルズ理事長・株式会社パソナグループ取締役会長。経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、参議院議員、総務大臣・郵政民営化担当大臣、未来投資会議メンバーなどを歴任

大竹文雄[オオタケフミオ]
1961年京都府宇治市生まれ。京都大学経済学部卒。大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。大阪大学博士(経済学)。大阪府立大学経済学部講師、大阪大学社会経済研究所助教授などを経て、大阪大学社会経済研究所教授。大阪大学理事・副学長、内閣府税制調査会特別委員、文部科学省中央教育審議会専門委員(初等中等教育分科会)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

15
今の日本の経済状況や経済学の座標位置を確認できるという意味で、刺激的な良書だとは思う。しかし竹中先生、クリアー過ぎて逆に?と思われてしまうのだろうな。かくなる上は、アンチ竹中派の論客とガチで白黒を議論して欲しいな(相手が出てこないか?)。2018/04/11

hk

14
学問において理論と現実が食い違った場合には、理論を手直しするのが定石である。これについては当然じゃないかという意見が九分九厘のはずだ。ところが経済学という伏魔殿においてはこの常識がまるで通用しない。経済学理論が世の中における現実と合致しなかった場合には、なんと現実の方を修正しようとするのだ。例えば日本経済がアメリカの主流経済学では説明できなかったため、2000年代初頭から規制緩和(現実の強制変更ですわな)を強行して理論と現実を力づくで一致させようとした。そのあおりで我々は塗炭の苦しみを味わっているのだ。2018/05/13

たか

7
慶応の坂井教授の評を見て、変わった組合せの対談に興味を持ち読了。言及があったのは3章の奨学金について。自己責任を強調する竹中氏に対し、大竹先生は投資の不確実性に加え人生は分散できないこと、教育の正の外部性に言及するなど応答が非常に長く、意見に対立があるようにみえた。また冒頭の「エビデンスvsエピソード」についても、竹中氏のトランプ旋風批判に対し、自由市場の負の側面、またエピソードが幅を利かせるのは「現実にラストベルトがあるから」と付言している点にスタンスの違いを見た。2022/09/03

うるの

7
とても興味深く読みました。世の中のことをちゃんと理解するためには経済学的な視点もとても大切だなぁということをひしひしと感じました。その他にも、政策決定の現場の話や経済対策、長時間労働の問題や教育の問題など現代の課題についていろいろと対談されています。専門用語などもありますが、全体的にはとてもわかりやすく読みやすい内容です。行動経済学への興味も高まり、よい読書ができたなぁと感じています。2019/05/18

天婦羅★三杯酢

3
Twitterで「大竹が竹中を論破している」と言われ、ほうと思って読んでみた。読む限り全くそんな事はなく、基本的には二人とも新古典派経済学者であり、互いに「うん、そうですね」と言い合いながら、それぞれのトピックを繋いでいっている。 最初に「エピソード」の攻勢を受けて「エビデンス」は劣勢を強いられている、とあるが、実際にはこの本そのものが徹頭徹尾エピソードの羅列でしかないのは何のギャグだ?とは思った。 総じて、新古典派経済学の考え方に囚われてしまった者たちが、如何に形而上的な社会観に基づいているかが分かる本2022/08/30

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