出版社内容情報
経済に突き動かされて社会も政治も激変し、重大な転換期を迎えているミャンマーの情勢を元駐ミャンマー特命全権大使が読み解く!
経済に突き動かされて社会も政治も激変し、重大な転換期を迎えているミャンマー。
その歴史を元駐ミャンマー特命全権大使が紐解き、改革へと舵が切られつつある情勢を読み解く!
~~
ミャンマーが、重大な転換期を迎えていることに疑問の余地はない――
私は、この変化は本物であり、経済の発展を求めるミャンマーの国民社会は、外に開かれた経済改革を妨げるいかなる動きにも反対するであろう、と見ている。
経済に突き動かされて、社会も政治も変わる時代に、ミャンマーも入ったと思う。
これまでのミャンマーの歴史を紐解けば、時代の流れを、そのように読み解くことができるからだ。
(本書「はじめに」より)
【著者紹介】
宮本雄二 元駐ミャンマー特命全権大使1946年福岡県生まれ。1969年京都大学部法学部卒業、外務省入省。2002年8月から2004年8月まで駐ミャンマー特命全権大使を務める。その他1994年アトランタ総領事。1997年から駐中国特命全権公使。2001年軍備管理・科学審議官(大使)、2004年沖縄担当大使。2006年から駐中国特命全権大使。現在、宮本アジア研究所代表、日本日中関係学会会長、公益財団法人日中友好会館副会長を務める。
内容説明
「未知の国」のベールは、はがれた。元ミャンマー大使が読み解く歴史、政治・経済の現状と未来。
目次
第1章 少数民族問題とミャンマー国軍
第2章 ネ・ウィン本格政権と一九八八年の民主化運動
第3章 第二次軍事政権とスー・チーの挑戦
第4章 スー・チーと軍政の確執の激化
第5章 近隣諸国の関係と軍事政権を支える新しい仕組みの登場
第6章 “開明派”キン・ニュン首相の登場と失脚、それに続く混迷
第7章 「民主化ロードマップ」の完了とミャンマーの将来
第8章 日本とミャンマー
著者等紹介
宮本雄二[ミヤモトユウジ]
1946年福岡県生まれ。1969年京都大学法学部卒業、外務省入省。2002年8月から2004年8月まで駐ミャンマー特命全権大使を務める。その他1994年アトランタ総領事。1997年から駐中国特命全権公使。2001年軍備管理・科学審議官(大使)、2004年沖縄担当大使。2006年から2010年まで駐中国特命全権大使。現在、宮本アジア研究所代表、日本日中関係学会会長、公益財団法人日中友好会館副会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
OMO
Degawa
Kazuo Ebihara
めぐりん