内容説明
アガワ、ついに結婚か!?お茶、お花、日本舞踊、羊羮づくりまで…。阿川佐和子が理想の日本の花嫁になるべく、とことん和の修業に励んだ汗と涙の記録。意外とすごく役にたつ。
目次
華道―指南・川瀬敏郎さん
日本舞踊―指南・神崎〓さん
書道―指南・川邊りえこさん
和菓子づくり―指南・黒川光博さん
茶道―指南・千宗屋さん
香道―指南・三條西堯水さん
着物と着つけ―指南・市田ひろみさん
やきもの―指南・小川博久さん
骨董―指南・青柳恵介さん
盆栽―指南・岡崎紀さん
特別編 現代詩―指南・谷川俊太郎さん
著者等紹介
阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京生まれ。作家。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kouro-hou
17
阿川佐和子さんのお稽古事体験エッセイ&各道の師匠のインタビュー。一応花嫁修業という事になっているが、王道の茶道や書道、華道だけでなく、香道、骨董や盆栽、現代詩と幅広い。どれも数時間一発勝負なので、焼物のろくろ回しのグダグダ具合や日本舞踊は方向転換でオワリ等はなかなか清い。持って帰ったら即花が枯れた盆栽など正直で良い。師匠のインタビューは各道の入り口が垣間見えて、体験してみたいなという気にさせて上手い。単行本書下ろしの谷川俊太郎師事の現代詩は、詩人と作家の発想は根底から違うのかと興味深かったです。2015/02/15
美登利
8
阿川さんのエッセイかな?と思って予約しましたが、体験記ですね。相変わらずお若くて、頭の回転がよくて素晴らしいと、思います。2012/11/19
森
6
やきもの(陶芸)のところだけ摘み読み。壮絶な奮闘ぶりが書かれており、結構楽しめました。ロクロの記載は、気持ちが痛いほどわかります。2014/03/15
ユーリ
3
阿川佐和子さんが華道、日本舞踊、書道と様々なお稽古事に挑戦する本。私も何かしてみたいなぁ・・と思いつつ、憧れるだけで終わります(^^;)2012/12/20
りんふぁ
2
茶道に華道、着付けにと、体験エッセイ。エッセイ、対話、体験の写真解説となりたっていて、一緒に習っている気分になった。2018/09/12