島国日本の脳をきたえる―島からの思索

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島国日本の脳をきたえる―島からの思索

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  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487805136
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

島国という、世界で孤立した地形にある日本が、そこで生きる日本人が、これからどう生きていくべきか、茂木健一郎の新たなる思索。

島国という、世界で孤立した地形にある日本が、そして、そこで生きる日本人が、これからどう生きていくべきか、この予測不可能な時代に立ち向かう、茂木健一郎の新たなる思索が神津島からはじまる。

内容説明

世界から孤立し、国内の絆もくずれ始めた島国日本。絶対絶命のマウンドに立った脳科学者が投じた渾身の勝負球とは?―。

目次

第1部 3・11以後、僕が考えたこと(3月11日の僕;文化的遺伝子としてのコミュニティ;暗黙知を高める ほか)
第2部 神津島で、僕が考えたこと(島国日本の縮図、神津島;若い力=ネットワーク;不透明な将来を覚悟する脳 ほか)
第3部 脳をきたえる方法(脳と感情について;脳と記憶について;脳と運動について ほか)

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授などをつとめる。2005年『脳と仮想』で第4回小林秀雄賞、2009年『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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K K

5
よかった。 クリティカルシンキングについては、外資でずっと働いて来た私は日々痛感していること。議論を戦わせるのはいいことである。相手の意見への反論は相手の人間性の否定ではない。情緒を重視しすぎるのも国際社会では考えもの。 批判は、おとしめるためのものではなく、よりよいものに導くための方策である一方、ジャッジはよろしくない。 他者を非難嫉妬する人は根底に嫉妬がある。その通り。 自分の劣等感や弱点をきちんと見つめながら、脳を活性化させ続けたいですね。2017/06/06

ありんこ

5
去年訪れた神津島で考えたこと、震災後考えたことなど。母親が安全基地を作ってあげると、子供は安心して飛びたてる。どんどん外に出て刺激を受けることが大切といういつもの主張。いつも勉強になります。2011/08/30

SAGA

3
コミュニティーが強いと安心。後半は質疑応答形式。安全基地があると冒険ができる。2011/09/27

ジュースの素

1
神津島に行った経験が茂木さんに大きな影響を与えているそうだ。小さな島で、学校全部の子の名前を知る村長さん、特にそれだと言う。脳は安全基地があってこそ伸びて行く、そうなんだ。 旅だって、帰る家がちゃんとあれば安心して決行出来る。まだ測り知れないなぁ、脳の存在。2024/11/13

ナランハ

1
情緒で物事を判断するだけでなくクリティカルシンキング(=分析的思考)で物事を判断する。コミュニティを再生させて安全基地を再構築して外へと飛び立つこと。2011/09/04

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