内容説明
５３年間にわたり、中学、高校、大学の教壇に立ち続けた著者が秘伝の指導技術をここに公開。小学校・中学校・高等学校対応。教育実習のテキストにも最適。これで国語の授業はおもしろくなる。
目次
第１部 魅力ある授業を創る（学習指導の基本姿勢；学習指導の基本的形態；教材の読ませ方；指名の仕方・発言のさせ方 ほか）
第２部 国語教師の資質と教材研究（国語教師の資質と自己研修；まずは基礎、基礎あっての応用力―派手な高跳びより地味な階段登りを；国語教師に求められる日本語力―感性と知識と運用能力と；生きる力としての日本語力の衰弱―弱点補う教室での指導 ほか）
著者等紹介
川本信幹［カワモトノブヨシ］
１９３３年広島県竹原市生まれ。広島大学教育学部を経て東京学芸大学卒業。国語学（日本語学）専攻。５３年にわたり中学・高校・大学の教壇に立ち、現在、日本体育大学名誉教授。日本語検定委員会理事・研究主幹として日本人の日本語力向上のために尽力している。多年中学・高校の国語教科書の編集に携わり、文部省（現文部科学省）の教材等調査委員・指導資料作成委員・学習指導要領作成協力者、大学入試問題資料作成委員、ＯＥＣＤ・ＰＩＳＡ調査国内委員、ＮＨＫ教育放送運営委員などを務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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もん
1
著者の経験則に従って精細に指導に関する一つ一つの事項が説明されていき、非常に読みやすくためになりました。国語科について自らの未熟な部分を暴かれたようでまだまだ研鑽を積まなければなりません。特に教材研究のことや講義形式ではなく生徒とのやり取りで指導を行っていくという心構えは大切にしなければならないと感じました。高校生を指導するために書かれている本が少ない中、貴重な教員指南書だと思います。2012/03/23
澪標
0
良書。2013/02/13
