内容説明
47都道府県に隠されたドラマに迫る。
目次
第1章 今に残る都道府県名の怨念―「長野県」を例に
第2章 戊辰戦争で蹂躙された東北地方
第3章 東京の出現で変わった関東地方
第4章 山で分断された中部地方
第5章 歴史の宝庫関西エリア
第6章 山陰と山陽の二面を持つ中国地方
第7章 四国は運命共同体?
第8章 外来文化を受け入れた九州地方
第9章 北海道・沖縄県
著者等紹介
谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年長野県松本市生まれ。松本深志高校から東京教育大学教育学部に進学。同大学大学院博士課程修了。筑波大学教授、理事・副学長を経て、2009年筑波大学退職とともにノンフィクション作家に転身。柳田国男研究で学位、博士号(教育学)を取得し、学問や学界の枠・しがらみを超えた自由な発想で主に「地理もの」「歴史もの」を手がけている。現地を歩いて地名の由来を解き明かす手法で定評がある。テレビなどでも活躍。その他教育論・マンガ論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tadashi_N
27
客観的な事実の多少は抜きにして、愛媛県の命名はセンスがある。2019/08/05
Junichi Wada
6
Amazonでも評価が低いですが、同意見。主観が混じりすぎ、他人の著作の引用が多すぎ最後は斜め読み2016/07/22
Hiroki Nishizumi
2
まぁまぁかな。著者の得手不得手地域がよく分かった。2023/04/17
イエテイ
1
江戸時代までの旧国名から、明治維新の廃藩置県による都道府県制定と改名。旧国名は採用しない、県庁に置かれた郡名を採用、合併時に大きい方の地名を採用、その中でも愛媛、滋賀、福井、岐阜などは褒められています。とても勉強になりました。2024/02/04
ふたし
1
雑学本としてはおもしろい。この手の地名に関する本に言えることだが、古い地名が良しとし、新しい地名(特に明治維新以降)につけられた地名に批判的だ。だが、都道府県名の由来はともかく、廃藩置県から約150年、違和感なく親しんでいる人も相当数いると思うが、そういう人の思いを無視して、勝手なこと言ってるな、と思う。2021/08/21
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