内容説明
千年の昔と比べても、戸の面の月はそう変わっていないだろう。しかし、人は闇を駆逐するために、夜を明るくするために、努力を積み重ねてきた。その結果として、灯の國のありさまは大きく変わっている。それでは、時代によって、どんな明かりの下で男とをみなが暮らしていたのだろうか。数多くの文学作品を渉猟して探る、明かりの歴史。
目次
第1部 古代から江戸(火の始まりは神話の始まり;照明としての火;松の火と明かり;油の火は明かりのため;行燈、提灯は江戸の文化;国産化が遅かった蝋燭;自然の明かり)
第2部 明治から昭和(油の明かりの集大成・石油ランプ;明治の明かりの象徴・ガス;原理の異なる電気の光)
著者等紹介
榛名信夫[ハルナシノブ]
1948年生まれ。東京浅草育ち。中央大学文学部哲学科卒業。ゴルフダイジェスト社編集部を経て、1986年からフリーに。日本ゴルフジャーナリスト協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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