かごめ歌の暗号―わらべ遊びに隠された古代史の闇

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487801893
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

「かーごめ、かごめ、篭の中の鳥はいついつ出やる…」謎めいた歌詞は何を訴える?カゴ・鳥・巫女の示すもの、羽衣伝説・浦島太郎・竹取物語、丹後の篭神社と伊勢外宮に祀られたもう一人の太陽神、豊受大神=トヨ=神功皇后の悲劇ほか、ヤマト成立史と『日本書紀』のタブーに迫る。

目次

第1章 神事に通じる子どもの「遊び」(「カゴメ」は「篭目」ではなく「かがめ?」;竹で編んだカゴは神聖な器だった ほか)
第2章 鳥巫女とカゴメ歌の秘密(カゴメ歌発祥の地を探る;千葉県野田市に残された彫刻「篭の中の鳥」の謎 ほか)
第3章 ヤマトタケル・邪馬台国とつながるカゴメ歌の謎(出雲の風葬にはカゴメ歌の真相が隠されている;覆された古代史における出雲の常識 ほか)
第4章 カゴメ歌にこめられた「怨念」の謎(卑弥呼とトヨの葛藤を闇に葬った『日本書紀』;天の香具山の羽衣伝承に隠されたものは? ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
歴史作家。1959年千葉県柏市生まれ。奈良に通い詰め、独学で古代史を学ぶ。1991年に衝撃的デビュー作『聖徳太子は蘇我入鹿である』を発表以来、古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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榊原 香織

66
面白いっちゃ面白いんだけど、カゴメ歌を卑弥呼につなげるのは強引じゃないか? そもそも古代史に繋がりそうに思えない。 中将姫とかぐや姫が共通点ある、というのは新鮮な指摘(他の人の引用だけど)2021/10/02

きさき

16
★★★☆☆:面白かったけど、話がめっちゃ飛ぶ。竹取物語の話とか目からウロコだった。翁は神聖な人だったらしい。2018/03/08

hari

1
かもめ歌の「籠(亀)」と「鳥(白鳥)」というキーワードを元に、今まで滅亡した豪族や文化を読み解く…!みたいな内容。 神話時代の巫女の役割、「鳥」の意味、さまざまな伝承が沢山説明されています。 出雲と大和ネタは色々面白そうだけど、専門用語が多すぎて理解不能でした…。最初から分かっているともっと楽しめたはず。 もう少し一連の関係図解とかが入っていたほうが初心者でも取っ掛かりやすいなぁと思いました。 風葬エピソードと「藤原の物部氏=オニとしての蔑視」は面白かった…!2011/04/24

mie

1
「かごめかごめ」のつながりはちょっと無理が感じられたのですが、伊勢神宮、外宮になぜお食事係りの豊受大神が祀られているかという疑問が解けた。古代史の考察が興味深い。2009/09/30

てせ

0
かごめ歌のルーツを探る、というテーマのもとに書かれた作品。だったはずなのだが、後半からかごめ歌と関連が薄く、それはこじ付けだろう、関係ないだろう、という主張が増えていた。 もう少し、筆者の挙げた事例とかごめ歌との関連について、丁寧に説明して欲しかった2015/04/08

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