内容説明
「真夜中」がじわじわと“ふつうの時間”を襲いはじめた。不気味なダークリングたちが待ちわびるものとは…?人間はエサにされるのか?だれかがこの悪夢をとめなければ―ミッドナイターたちに決断のときがせまっていた。
著者等紹介
ウエスターフェルド,スコット[ウエスターフェルド,スコット][Westerfeld,Scott]
テキサス州生まれ。子供向けソフト開発や作曲など多彩な才能を見せる作家
金原瑞人[カネハラミズヒト]
翻訳家。法政大学教授
大谷真弓[オオタニマユミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おぎぎ
7
読む間隔が空きがちだったせいか最終巻まで没入できずに読了。設定や背景も興味深くて好みだったのに残念。どうしても登場人物に好感が持てなかった。みんな心の中で誰かに対して毒を吐いている(笑)3巻で完結だけどもっと伝説や過去のミッドナイター、ダークリングについて深掘りしてほしかったな。THE洋書って感じの装丁はかっこよくて好き。2025/02/20
timeturner
5
この結末は思い浮かばなかったなあ。最後まで予断を許さぬ展開で楽しめた。普通なら悲劇的なはずなのに、明るく前向きに感じられるのが不思議。2017/09/21
あつぼう
5
最終巻にしてついにブルータイムが突然昼間に生じてしまいます。これまで真夜中の1時間だけのブルータイムに亀裂が広がってきてる事と何か関係が。1作目の時は個人プレーに走ってたミッドナイター達も、この最大の危機に自分の身を犠牲にしてでもって気持ちでチームプレイに徹します。ダークリング達がジェシカを恐れてた本当の意味も分かるし、その意味を理解したジェシカの勇気と行動は凄いですよ。最後は少し切ないけれど、大人のファンタジーと考えればこういうのもありかな。2009/02/08
tom
3
「リヴァイアサン」がなかなかのものだったので読み始めたシリーズ。2巻目までは、期待させる展開だったのだけど、けっきょく、こういう話だったのねというところで読了。ファンタジーは、きちんとした世界が構築されていることが面白さの前提にあると思うのだけど、この本は、そこまでの目配りができていない感じがする。ファンタジーとしては中の下クラスかな。かなり残念、こうなると、「リバイアサン」の続巻の出来はどうなんだろう。ちょっと不安になってしまった。2012/03/11
こめっこ
3
あっという間に三冊読みました。いっき読みです。戦いのクライマックスで読む手がとまりませんでした。2008/02/10