南スペイン、白い村の陽だまりから

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487800742
  • NDC分類 293.6
  • Cコード C0095

内容説明

都会人を惹きつける、南スペインでのスローライフ。アンダルシア地方グラナダ県に、3000メートル級の峰々が続くシエラネバダ山脈がある。その南面、地中海を遙かにのぞむアルプハーラ地方に、星を散らしたように広がる小さな集落のひとつが、フェレイローラ村。おいしい湧き水と降り注ぐ太陽の溢れるこの村では、8つもの国からきた都会人と村人たちとの不思議な共存生活が営まれている―。

目次

来る年の大吉は、十二粒のブドウとともに
昼寝の達人アウグスチンと愛犬ピンピ
家族を支えるたくましい父親、畑の師匠ホセの背中
廃屋購入は、四年半に及ぶ大工事の始まり
ゲストハウスとスタジオ完成で得たものは
旅の果ての定住
魔法の台所、暖炉で作るフルコース料理
誕生祝いにきたロバ、プラテーラとの日々
日照りが続き、貯水槽からもらい水
長雨で土橋が流され、村が陸の孤島になる
水害に遭ったサンタクルス広場を巡り、大論争が起こる
ティーンエイジャーたちの真夏の夜の夢
夏祭りの目玉、雌狐の埋葬と大パエージャ大会
明るく頼もしいシングルマザーたちの生き方
寿司フィエスタで村の将来を語り合う
すべては神様の思召し

著者等紹介

石井崇[イシイタカシ]
1942年東京都京橋越前堀生まれ。港区立桜田小学校~私立開成学園中等部~同高等部~東京芸術大学工芸科へ。1963年臨済宗・永源寺(滋賀県)にて、雲水修行をする。1965年デザイナーとして広告代理店勤務。1975年単身スペインへ渡る。セビリア郊外のアルカラ・デ・グアダイラのオリーブ畑に囲まれた家に落ちつく。1976年セビリアの春祭りをきっかけに村祭りを回ってのテキヤ業を始める。1977年この頃から、ポルトガル、モロッコ、フランス、イタリアへとよく旅をする。1985年南房総・館山の山中に、友人と二人で手作りの家を建てる。1989年南スペイン・アルプハーラ地方に田舎家を買い、アトリエにする。1993年ほぼ1年間、キャンプ生活をしながらポルトガルで創作活動をする。2004年千葉県・館山市の「館山ふるさと大使」に任命される
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

263
アンダルシア在住の画家、石井崇の滞在記。この人が、何年も住んでいるのはアルプハラ地方のフェレイローラという小さな村。元々は5000人くらいの人口を擁していたのだが、過疎で50人ほどに減少。現在は移り住んだ外国人(イギリス人、フランス人、デンマーク人等)の方が多いという村である。随所にある挿絵は南スペインの詩情にあふれ、行ったことがないのに郷愁を誘うようである。また、村の日常を綴る文章からもフェレイローラへの愛着が強く伝わってくる。この地は、あるいは地上に出現した楽園であるかのごとくである。2024/06/12

ワッピー

2
アルプハーラ地方フェレイローラ村にアトリエを構えた画家石井崇さんのスペイン歳時記。正直、よくある海外生活レポートかと思っていたら予想外でした。村にここまで深くかかわり、受け入れられている外国人は少ないと思います。もちろん、経済力あってこそですが・・一時は過疎となり、存続も危ぶまれた村が外国人定住者の増加により国際村として活力を取り戻していった様子、村人との交流と(時々は)衝突など、等身大の人間として交流できているところが心地よく、本そのものの装丁も非常に美しいことを付け加えておきます。2013/01/05

のぞみ

2
地域社会があったかい!!って思わせてくれる良い本です◎2009/04/08

はるる

1
文章が良い。とても大切なことが書いてある。人が生きることの本質を、フェレイローラ村の住人が示していると思う。郷土愛は、人が豊かに生きていくためにも、その土地のためにも、未来のためにも、必要不可欠。2016/01/14

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