内容説明
都会人を惹きつける、南スペインでのスローライフ。アンダルシア地方グラナダ県に、3000メートル級の峰々が続くシエラネバダ山脈がある。その南面、地中海を遙かにのぞむアルプハーラ地方に、星を散らしたように広がる小さな集落のひとつが、フェレイローラ村。おいしい湧き水と降り注ぐ太陽の溢れるこの村では、8つもの国からきた都会人と村人たちとの不思議な共存生活が営まれている―。
目次
来る年の大吉は、十二粒のブドウとともに
昼寝の達人アウグスチンと愛犬ピンピ
家族を支えるたくましい父親、畑の師匠ホセの背中
廃屋購入は、四年半に及ぶ大工事の始まり
ゲストハウスとスタジオ完成で得たものは
旅の果ての定住
魔法の台所、暖炉で作るフルコース料理
誕生祝いにきたロバ、プラテーラとの日々
日照りが続き、貯水槽からもらい水
長雨で土橋が流され、村が陸の孤島になる
水害に遭ったサンタクルス広場を巡り、大論争が起こる
ティーンエイジャーたちの真夏の夜の夢
夏祭りの目玉、雌狐の埋葬と大パエージャ大会
明るく頼もしいシングルマザーたちの生き方
寿司フィエスタで村の将来を語り合う
すべては神様の思召し
著者等紹介
石井崇[イシイタカシ]
1942年東京都京橋越前堀生まれ。港区立桜田小学校~私立開成学園中等部~同高等部~東京芸術大学工芸科へ。1963年臨済宗・永源寺(滋賀県)にて、雲水修行をする。1965年デザイナーとして広告代理店勤務。1975年単身スペインへ渡る。セビリア郊外のアルカラ・デ・グアダイラのオリーブ畑に囲まれた家に落ちつく。1976年セビリアの春祭りをきっかけに村祭りを回ってのテキヤ業を始める。1977年この頃から、ポルトガル、モロッコ、フランス、イタリアへとよく旅をする。1985年南房総・館山の山中に、友人と二人で手作りの家を建てる。1989年南スペイン・アルプハーラ地方に田舎家を買い、アトリエにする。1993年ほぼ1年間、キャンプ生活をしながらポルトガルで創作活動をする。2004年千葉県・館山市の「館山ふるさと大使」に任命される
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