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いじめの根を絶ち子どもを守るガイド―親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784487800735
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

内容説明

本書は、いじめの表面的な解決や撃退のための本ではない。いじめを根元から見据え、解決を探るためには何が必要かを見極め、具体的な対策・予防策や行動をとるための「基礎」となる参考図書である。著者は、いじめの本質を全般的に見抜き、えぐり、いじめの具体的・根本的な解決には、かかわる人たちへの全人的なアプローチが重要であることを説く。さらに、いじめの元をたどって家庭のあり方にさかのぼり、子育てにおいてはバランスのとれた自尊心と他人への思いやりと慈しみにあふれた人格形成をめざすべきだと説く。つまり本書は、「子育て」や「しつけ」の本であり、同時に「親の心構え」や「教師のいじめへの取組みの目指すべき方向」を示すガイドブックでもある。

目次

第1部 いじめっ子、いじめられっ子と傍観者(3人の登場人物と悲劇;いじめっ子;いじめられっ子;傍観者)
第2部 暴力のサイクルを断ち切り、思いやりの輪を生み出す(家族のありよう;我が家にいじめっ子はいるか;我が家にいじめられっ子はいるか;傍観者から目撃者へ ほか)

著者等紹介

コロローソ,バーバラ[コロローソ,バーバラ][Coloroso,Barbara]
アメリカ合衆国コロラド州在住。しつけと教育分野で南北アメリカ諸国、南アフリカ、欧州、オーストラリア、ニュージーランド、アイスランド、アジア諸国で活動する著名な教育家。社会学、特殊教育、哲学、神学を学び、教師、大学やセミナーの講師、そして3人の子の母親として積み上げた豊富な経験に基づいて、子育て、教授法、学校での規律、非暴力的対立解決、裁判仲裁、死の受容などのコンサルティング・講演・執筆を行っている。New York Times、Times、Chicago Tribune、U.S.News & World Reportへの寄稿、TV出演も多い。主な著書:“kids are worth it!”(Parent’s Guide賞受賞)など

冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は一般向け数学啓蒙書、児童文学などの翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

愛希穂

0
後で2010/11/25

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