内容説明
20世紀の言語教育の歴史的流れをたどり、過去30余年に実践されてきた主な教授・指導法9つを簡潔に解説、最後に現在の主な教授・指導法としてのコミュニカティブ・アプローチ5つを解説。
目次
1 20世紀の言語教育における主要な動向(言語教育の歴史;言語教育におけるアプローチとメソッド;オーラル・アプローチと場面教授法 ほか)
2 オーディオリンガル・メソッド以降のアプローチとメソッド(全身反応法;サイレント・ウェイ;コミュニティ・ランゲージ・ラーニング(CLL) ほか)
3 現在のコミュニカティブ・アプローチ(コミュニカティブ言語教授法;ナチュラル・アプローチ;協同言語学習法 ほか)
著者等紹介
アルジェイミー,アントニー[アルジェイミー,アントニー][Al‐Jamie,Anthony]
教育学博士。約25年間の英語の教師としての経験がある。仕事の始まりは、南カリフォルニアでの中学生のときであった。彼の中学校の国語の教師から上陸したベトナム難民と韓国からの移民の家庭教師を頼まれたからであった。その後異文化関係と英語教育の勉強を続け、後に日本に住むようになった。日本での数年間は数多くの語学学校を持ち運営に携わる一方私立大学でTESOLの教授をつとめた。また自衛隊では英語教育の責任者としての仕事を行った。現在、アナハイム大学の副学長兼アジアでの語学教師養成部門の責任者
高見澤孟[タカミザワハジメ]
学習院大学政経学部出身。米国国務省日本語研修所主任教官、シカゴ大学極東言語文明学科講師等を経て、1991年4月より2007年3月まで昭和女子大学大学院文学研究科教授。現在、特定非営利活動法人国際教育開発協会理事長専門:日本語教育学、「教授法理論」「分野別教育」「E‐Learning理論」「日本語教育史」などを研究
リチャーズ,ジャック・C.[リチャーズ,ジャックC.][Richards,Jack C.]
ニュージーランド生まれ。1966年ウェリントンのVictoria大学を優等学位にて卒業。1972年、カナダ、ケベック市のLaval大学にて応用言語学の博士号(Ph.D)を取得。ニュージーランド、カナダ、インドネシア、シンガポール、香港、ハワイ、オーストラリアにて教鞭をとってきている世界的に著名な第二言語および外国語教授法の専門家、応用言語学者、教育者。英語教師のための専門書と英語を学ぶ学生のためのテキストを20冊執筆
ロジャーズ,シオドア・S.[ロジャーズ,シオドアS.][Rogers,Theodore S.]
1968年からHawaii大学にて教鞭をとり、1976年より心理言語学の教授として、教育、英語、第二言語としての英語、情報科学、心理学の各学部で指導している。またこの15年間、アメリカ合衆国最大の言語教育カリキュラム開発事業を指揮して取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobu A
bombo9196