内容説明
水彩を見る眼と、描く腕がみるみる変わっていく…。明治期日本の空前の水彩ブーム、英国に連綿と続く水彩画の歴史、自身の美術放浪記をあわせて語る「理論編」と、画材選びから筆の使い方、色のにじまぜ方など、ポイントを的確に解説した「技法編」の二部構成。『午後は女王陛下の紅茶を』でデビューし、現在水彩講座をもつ著者が、水彩の世界に真正面から取り組み、「水彩学」を提唱する。
目次
序論(水彩とはなにか;絵の学びについて考える ほか)
歴史編(私的美術史;明治水彩史;英国水彩史)
技法編(画材;基本技法;基本原理;デッサン;制作と表現 ほか)
著者等紹介
出口雄大[デグチユウダイ]
1962年鎌倉に生まれる。1986年『午後は女王陛下の紅茶を』(出口保夫著/東京書籍)でイラストレーターとしてデビュー。以来、書籍・雑誌の挿画、広告イラストレーションなど多数の仕事をてがけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。