内容説明
キップの買い方、ドアの開け方、乗り換えなど具体的な乗り方案内から、全14路線それぞれの見どころや周辺の名所、各駅の個性的なデザインや雰囲気、105年の歴史や洒落たエピソードまで、パリのメトロの魅力のすべてを語る完全ガイド。
目次
1号線をめぐる物語 パリ観光のベストルート
2号線をめぐる物語 コスモポリタンなパリとの出合い
3号線をめぐる物語 パリの隠れた名所をめぐる
4号線をめぐる物語 あなたは「右岸派」?それとも「左岸派」?
5号線をめぐる物語 パリでちょっと暮らしてみたら
6号線をめぐる物語 パノラミック・メトロでめぐるパリ
7号線をめぐる物語 理想の宿とメトロの関係
8号線をめぐる物語 観光もグルメも充実の路線
9号線をめぐる物語 アートな途中下車を楽しむメトロ
10号線をめぐる物語 左岸の人気地区を横断する路線
11号線をめぐる物語 中華街から現代アートの殿堂まで
12号線をめぐる物語 モンマルトルとモンパルナス、二つの顔を結ぶ線
13号線をめぐる物語 メトロでマリー・アントワネットのお墓参り
14号線をめぐる物語 無人運転、新型車両のメトロに乗って
著者等紹介
坂井彰代[サカイアキヨ]
徳島県生まれ。上智大学文学部卒業後、トラベルライター
伊藤智郎[イトウトモオ]
名古屋市生まれ。中央大学文学部卒業。出版社勤務を経て、オフィス・ギア代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
296
メトロは単なる移動の手段ではない。これほどにパリを感じるものものもないからだ。それぞれに個性的な駅も、構内のポスターも、時々見かける構内ミュージシャンたちも、車内の思いっきり多様な人々も、アール・ヌーボーだったりもする地上の入り口も、そしてあの独特の匂いも。世界中で、そこにしかないコスモポリタンな街、パリの凝縮図がメトロだ。本書は、全部で14本からなるパリのメトロ路線案内の体験的エッセイ。私の贔屓はモンマルトルとモンパルナスを繋ぐ12号線。著者たちのそれは7号線。みんなそれぞれのパリ体験があるのだろう。2014/11/30
山猫
8
読みづらい。各ページの余白の分だけ一行あたりの文字数を増やすか、活字が大きいかしたら、もっと楽に読めるし、それで浮いたスペースに本文に頻出するモンパルナスタワーやデファンスのアルシュの写真が載せられるはず。各地区の「治安」より「風紀」についても書けたろうに、全く触れられていないのは残念(例、サン・ドニなんて昼でも地元の素人娘は一人では近寄らない。)また、各章にある路線ごとの駅名付きの図の位置も統一されていないのもいただけない。さすがは「地球の『迷い方』」の元ライターの著作だけある(笑)2018/11/05
ニョンブーチョッパー
0
◎2007/03/27
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