目次
総論1 いま、カンタータとは
「マリアの祝日」とマリア
1 マリアの清めの祝日(カンタータ第83番『新しい契約を結ぶ嬉しい時よ』;カンタータ第125番『安らかに、喜びつつ私は逝く』;カンタータ第82番『私は満ち足りている』)
2 マリアへのお告げの祝日(カンタータ第182番『天の王よ、あなたをお迎えします』;カンタータ第1番『なんと美しく明けの明星が輝くことか』)
3 マリアの訪問の祝日(カンタータ第147番『心と口と行いと生活が』;カンタータ第10番『私の魂は主をあがめ』)
著者等紹介
礒山雅[イソヤマタダシ]
1946年東京に生まれ、長野県で育つ。松本深志高校卒業後、東京大学文学部で、美学芸術学を専攻。同大学院を経て、1977年より国立音楽大学に勤務、現在、同大学教授、同大学図書館長・音楽研究所長。専攻は音楽美学・西洋音楽史、とりわけバッハの研究。現在「毎日新聞」に音楽批評を執筆、また大阪いずみホール音楽ディレクターとしてコンサート運営にもかかわる。著作に『バツハ=魂のエヴァンゲリスト』(東京書籍、第1回辻荘一賞)、『マタイ受難曲』(東京書籍、第9回京都音楽賞受賞)等がある。ホームページ『I教授の家』運営
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