内容説明
空に消えたサン=テグジュペリは最期に何を見、何を伝えようとしたのか。青春時代のフランスからスペイン、そして名作を生んだ北アフリカへ、「空に生きた作家」の足跡を追い、3500キロにわたる空の旅と現地の取材によって辿られた、まったく新しい「星の王子さま」誕生への道。
目次
le prologue 砂漠での出会い
1 空の洗礼
2 空への憧れ
3 空からの視線―サン=テグジュペリの国を飛ぶ
4 出発の空
5 大気のなかのノマド(遊動者)
6 マグレブ/陽、沈む国へ
7 渇いた大地へ
8 いざ、砂漠へ
l’´epiloge 失われた空
著者等紹介
狩野喜彦[カノウヨシヒコ]
1952年静岡市生まれ。1975年テレコムジャパン入社、テレビ、ラジオ、CM、ビデオなどの企画・演出に携わる。1987年よりフリーランスの映像作家として活動をはじめる。世界60か国以上を取材
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