五木寛之全紀行〈3〉遙かなるロシア―ロシア編

五木寛之全紀行〈3〉遙かなるロシア―ロシア編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487797646
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

一九六五年、横浜港から船に乗り、ナホトカからシベリア鉄道でハバロフスク、空路モスクワへ。そして帰国した若者は、新しい小説の執筆にとりかかった。―筆者の作家活動の原点であり、青春時代に思いを馳せた地として心を放さない永遠の地、ロシアについての三十年にわたる文章を集成する。

目次

旅の手帖
「外人墓地」の人
おろしや語奇談
トーポリの流れる街
モスクワの天保銭
冬宮広場にて
現代青春のなかの頽廃
われら自身の中のスターリン―井上光晴著『黒い森林』
盲腸によせる妄想
ボブ・ディランとソ連歌謡界〔ほか〕

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県に生まれる。1947年、北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。1966年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学ぶが、1985年より執筆を再開し、現在、直木賞、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞その他多くの選考委員をつとめる。小説のほか、音楽、美術、歴史、仏教など独特の批評・評論活動も注目されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソバージュ

4
1965年の初ロシア旅、「さらばモスクワ愚連隊」を著作後反ソ作家としてソ連に22年間入国できず、はれてペレストロイカ後数回渡航されたロシアに関する紀行文。ソ連時代と混乱期、モスクワとペテルブルグの相違点、数々のエピソードや独特の観点が面白い!!「エスペラント」言葉について初めて知る。バイオリンニスト前橋汀子との対談も興味深い‼2019/04/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1882911
  • ご注意事項