五木寛之全紀行〈2〉スペインの墓標―西欧・南欧編

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  • サイズ B6判/ページ数 425p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487797639
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

騒乱のパリ五月革命の渦中に巻きこまれ、スペイン市民戦争の痕跡を追う日々。愛してやまぬイタリアの風景、ポルトガルの音楽。そしてイギリスでゴルフ場のラフに埋まる抱腹絶倒の日記まで、旅の醍醐味を味わい尽くす一冊。

目次

フランス(マリー・ラフォレ;花の巴里の流し歌 ほか)
イギリス(日本人の食欲;英国の皿と大学いもと ほか)
イタリア(「ヨーロッパ軽薄日記」より;ローマの横断歩道 ほか)
スペイン(わが心のスペイン;三人のパブロ ほか)
ポルトガル(リスボンの夏;夜の階段 ほか)

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県に生まれる。1947年、北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。1966年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学ぶが、1985年より執筆を再開し、現在、直木賞、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞その他多くの選考委員をつとめる。小説のほか、音楽、美術、歴史、仏教など独特の批評・評論活動も注目されている
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