内容説明
路面電車(トラム)は、人にやさしいバリアフリー、低公害を実現し、近未来の交通をになう主役として、世界的に見直されている。街の顔がそのまま見える懐かしさを残しながら、最先端の技術とデザインによって、注目を浴びる各国のトラムが一堂に。
目次
イギリス
フランス
ドイツ・オーストリア・スイス
オランダ・ベルギー
南欧
北欧
中欧・ロシア
アジア・オセアニア
アメリカ・カナダ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたきたお
0
世界のトラムを1箇所4~6ページで紹介。新世代トラム発祥の国ドイツの紹介が一番多い。その中でも、カールスルーエのトラムは、既設の私鉄やDB(ドイツ鉄道、旧ドイツ国鉄)にトラム走らせる「カールスルーエモデル」を採用している。近年はとうとうDBの線路しか走らないトラム系統まで登場しており、こうなると「トラム」という用語の定義すら見直さなくてはならなくなる。これについて、カールスルーエ運用連合代表の言葉は、いたってシンプルかつ至言だ。「お客を電車のもとに連れてくるのではなく、電車をお客のもとに走らせよ」2006/03/14
-
- 和書
- 小児栄養-実践書-