内容説明
猫どもの企みにより、猫語“ニャンスクリット”で記された秘伝の巻物を翻訳する詩人。鍋島の猫姫の輿入れの儀に備える。しかしそれを阻む、魚の化け物“アラダマ”との壮絶な戦いが…。はたして「猫城」は建立されるのか？奇才の書下し幻想怪異小説。
著者等紹介
南条竹則［ナンジョウタケノリ］
作家、英文学研究者。１９５８年東京生まれ。東京大学西洋史学科卒業、同大学院英語英文学修士課程修了。１９９３年『酒仙』（新潮社）で第５回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。賞金で中国浙江省杭州にて宮廷料理「満漢全席」の大宴を開き『満漢全席』（集英社）を著す
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感想・レビュー
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miroku
6
彼は何故猫となりしか？ 飄々とした語り口に〇。2010/12/05
行加
5
久々にでふ氏作品。最初冗長で､退屈でしたが、猫ひげさんの涎が出そうなご飯あたりから面白くなりましたｗｗｗやっぱりでふ氏は、食べ物が出て来ないと本気モードにならないんですねｗｗｗ 物語としては、なんとも取り留めない話ですが、まあ、美味しいごはんと猫がお好きな方なら愉しめる作品です。2016/07/26
はきと
2
楽しみながら軽く読める本でした。ストーリーはありがちだけども書き方語り口が軽快で好みでした。猫も妖怪も温泉も楽しめる一品。2011/04/08
ひらひら
1
どんな世界が展開するのやら・・・と思っていましたが、終わり方は普通だった。2010/07/08
