内容説明
「何を使って洗えばいいの?」一緒に考えたいから、石けん・洗剤について分かりやすくまとめました。界面活性剤って何?などの基礎知識から、最も気になる環境や人体への影響、そして日常使うコツまで、最新情報を満載。
目次
第1章 まず、これだけは知っておこう
第2章 安全性にまつわるウソとホント
第3章 環境問題にまつわるウソとホント
第4章 上手につきあうコツ
第5章 もっと知りたい雑学あれこれ
著者等紹介
左巻健男[サマキタケオ]
1949年生まれ。東京大学教育学部附属中等教育学校教諭。法政大学工学部講師。専門は科学教育、化学教育、環境教育。界面化学の研究室で卒研をして以来、石けん洗剤など化学物質と社会の問題に関心があります
稲山ますみ[イナヤママスミ]
1961年生まれ。石けん・洗剤会社で商品開発の仕事をした後、環境保護団体で働く。違った立場で石けん・洗剤に接した経験から、片寄りのない正確な情報発信が必要と感じている
大矢勝[オオヤマサル]
1957年生まれ。横浜国立大学で、石けん・洗剤などの環境関連の消費者情報の分析や、洗浄技術・洗浄力評価方法の開発等の分野の教育・研究を行っています
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
61
2018年484冊め。この手の本では石けん派と洗剤派で「環境と人体に悪い」や「不経済で汚れ落ちが悪い」等、どちらかをやり込めようとする論調のものになりがちだが、本書は双方の利点と弱点を根拠を示して解説しているので読みやすかった。我が家は石けんの正しい使い方を知ってからは洗濯には合成洗剤は使っておらずその利点を身を持って体感しているが、時間的にも経済的にも余裕がないとできないというのもわかる。育児世代や大家族では厳しいものもあるだろう。我が家も今後の生活スタイルに応じでゆるかやに対応していければよいと思う。2018/08/12
Kenta
1
色々と知識が身についた。頭に残すには再読必要。2015/08/16
琥珀
1
素朴な疑問に見開き1面で答える方式。気になる素朴な疑問がいろいろあり興味深く、また比較的公平な視点に立っている。読みやすい。2010/11/14
Arataki
1
一方的に洗剤を悪役にしない良書。しかし、カタルシス(笑)が無いという言い方もできるか。そんなものを求めてはいけません!2008/05/28
Miki Shimizu
0
昔買って持っていた本を再読。どっちかというと、合成洗剤悪くないぞという立場かな?魚とか、カイワレとか死ぬ!育たへん!って実験意味ないし。環境に出るときはそんなに濃くないし。とかいう本。2020/07/04