出版社内容情報
ふれあいづくり,対話のある授業,グループ体験,こころの教育,キャリア・ガイダンス……教師でないとできないこと,教師のカウンセリングの領域がこんなにある。
内容説明
今の日本の学校カウンセリングには二つの流れができつつある。ひとつは臨床心理学出身者を主体とするスクールカウンセラーの流れであり、もうひとつはカウンセリング・生徒指導・教育相談・教育学などの出身者を主体とする教育カウンセラーの動きである。本書は後者の動きをさらに促進させたいとの願いに基づいて企画したものである。
目次
治すカウンセリングから育てるカウンセリングへ
育てるカウンセリングがめざすもの
カウンセリングはこう生かす
ガイダンスの実際
学級崩壊を救う魅力ある授業
難しい子ども、問題をもつ子どもに対するには
学校で使える構成的グループエンカウンターの実際
教師ならではの進路指導
教師をつなぐカウンセリングマインド
子どもどうしのよりよい関係づくり
カウンセラーがいらない学校運営
学校と家庭の文化が子どもを育てる
地域ぐるみの子育てを
ボランティア活動が子どもを育てる
育てるカウンセリング実践のために