出版社内容情報
明治初期から現代に至るまで,時代を端的に反映している教科書を通して教育の歩みをたどる。貴重な資料写真を豊富に用いて平易に解説した目で見る教育史。
内容説明
江戸時代の往来物、明治の小学読本、修身書、ハナハト読本、サクラ読本、戦後の検定教科書から今日の学習指導要領の告示まで、近現代日本の教育を教科書を中心に概観した画期的な教育史。
目次
近代以前の教育の姿は
学制発布でみんな学校へ
再び儒教の教えを
学校制度の基礎がかたまる
教科書は国定に
義務教育を六年に
教育も大正デモクラシーを
昭和の新教科書が誕生
国民学校では戦時教材を
戦後の教育改革から検定教科書へ
教科書制度が整備されていくなかで