はじめて語るメンズリブ批評

はじめて語るメンズリブ批評

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487794201
  • NDC分類 367
  • Cコード C0095

出版社内容情報

新進研究者から活動実践者まで,若手10人が「ジェンダーフリー時代」のメンズリブを探る。伊藤公雄・上野千鶴子・蔦森樹によるメンズリブ×ウイメンズリブ,オリジナル座談会も読み応えあり。

内容説明

“男らしさ”と格闘してきた。その先には何があるのだろう。「ジェンダーフリー時代」のメンズリブを探る。メンズリブの活動が日本で認知されて10年。着実に運動の成果を重ねて今がある。新進研究者から活動実践者まで、若手10人による「わたし」という視点からのメンズリブ批評。

目次

ジュンダーを遊ぼう―私のフリー・ジュンダー論
メンズリブと私、そして父との「再会」
わたしと「男性運動」、「わたし」から始まる解放運動(リベレーション)
「私」にとっての「ジュンダー・プロブレム」―「男らしさ」の解体についてのケース・スタディ
女でもなく男でもなく
今、男性であることとは
「性の属性」を超え、「生き方の選択」へ
「ゲイ」が「男」を捨てるとき…
男女の差異化を超えて―真の共生のために
マッチョな子育てのススメ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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12
日本でメンズリブの活動が始まって10年ほどした99年出版のプレイバック本。フェミニズム・上野千鶴子さんと男性性研究・伊藤公雄さんの対談で、両者の学問的動機のもとには共通して「全共闘・学生運動」があった、というくだりが興味深かった。世界革命を目指しながらも、運動組織の内部では男尊女卑が当たり前で、女性はおにぎりづくりと性のはけ口としての役割を担わされていた、と上野さん。一方、伊藤さんは運動の中で頻繁に「男なら!」と男性性の発揮を求められたことにゲンナリしていたという。いろいろな「1968」があるのだね。2021/03/21

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