内容説明
目の前にいるタバコをやめられない子どもたち。親は、教師は、医師は何をすればよいのか。
目次
第1章 着実に増えている子どもの喫煙
第2章 吸いはじめは家庭のタバコ
第3章 ふつうの子どもがタバコを吸う時代
第4章 子どもたちの健康への影響
第5章 ニコチン依存
第6章 ニコチンパッチと禁煙の開始
第7章 ニコチンガムの上手な使い方
第8章 再喫煙という落とし穴
第9章 体重増加を考える
第10章 禁煙が新しい人生を築く
第11章 さまざまな防煙対策と防煙教育
著者等紹介
高橋裕子[タカハシユウコ]
奈良女子大学教授。京都大学医学部・同大学院卒業後、京都大学医学部附属病院、天理よろづ相談所病院、大和高田市立病院などを経て現職。平成6年から大和高田市立病院で未成年の禁煙治療に取り組み、現在、京大病院予防医療クリニックにおいて未成年禁煙外来を担当している。平成9年からはインターネットで「禁煙マラソン」を主宰し、全国規模での禁煙支援に取り組んでいる。内科医、医学博士、京都大学医学部非常勤講師を兼任
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感想・レビュー
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kinkin
25
図書館本。もう12年くらい前の本。子供たちにとって喫煙という問題は当時よりかなり改善されたのかもしれない。喫煙人口はどうなっているのだろう。喫煙人口は、成人の喫煙統計。子供の喫煙は減ったのか横ばいなのか、それとも増えているのか。禁煙につてヒステリックに叫ぶつもりはないが、海外のようなアルコール、タバコ、ドラッグの危険性は学校に入った時から教えて行くべきだと思う。 2014/08/13
mika-kitada
2
卒業論文を書くにあたって読んだ本の中で、一番深く考えさせられた本です。周りの大人(親)が吸わないことが一番の防煙教育。