出版社内容情報
アイリッシュシチューや各種のパイ,さまざまなケーキなど新鮮な素材で作る暖かい家庭料理,噂の天才シェフ,カフェ,パブ,市場ほか,暮らして・食べて・語る,緑の国の食卓風景。
内容説明
アイリッシュシチュー、牛肉のギネス煮、シェパーズ・パイ、さまざまなケーキほか新鮮な素材で作る暖かい家庭料理、噂の天才シェフ、カフェ、パブ、市場など。暮らして・食べて・語る、緑の国の食卓風景。
目次
1章 食の達人考案の神話のレシピ
2章 アイルランドの「普通の生活」を楽しむ
3章 料理上手な友人たち
4章 知られざるアイルランドのレストラン
5章 市場、カフェ、そしてパブ
6章 料理の祭り、祭りの料理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
23
今年は日・アイルランド国交60周年。先日『ブレンダンとケルズの書』を観賞するも、アイルランド特集はされておらず勿体ない。それはともかく本書だが、筆者の自然体な文章が非常に好ましい。写真はもちろん、イラストも温かみがある。料理のみならず、気取らないアイルランド紹介本としておすすめ。ムール貝、バケツ一杯100円。羨ましい。東京の某アイリッシュパブでは一皿1000円。アイリッシュスチュウを、汁っけの多い肉じゃが状態とは言い得て妙。少し古い本だが数年前に旅行した限りではアイリッシュらしさはこの本の通り今も健在。2017/08/08
ann
13
備忘録。大好きでよく読んでました。
ask
5
タイトルのとおり、アイルランドの食べ物の話題がメインですが、ひとつのレシピのそこ彼処にアイルランドの歴史や風習が、著者の実体験に基づく描写で丁寧に盛り込まれています。 写真もたくさん載っていて、とてもおいしそう!家庭料理のレシピなので材料をそろえて作ってみたい。(日本で作るならこの材料、と注釈がなされているのも親切!)2011/05/31
奥山 有為
4
再読。食文化やお料理の紹介、レシピまで。2017/10/06
三島ゆかり
4
年中無休で貧困に喘いでいるため、旅行記や滞在記を眺めて脳内旅行へ旅立つのが私流。とっても美味しそうな料理の写真を見ながら、残念なご飯を食べるあの感じ。ギネスビールの真っ白い泡の上に、ちょこんと乗ったシャムロックの葉を、いつかは本場アイルランドのバーで見てみたいな。2012/02/07