現代児童文学の可能性

現代児童文学の可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784487792542
  • NDC分類 909.021
  • Cコード C0395

出版社内容情報

「子ども」という概念がゆらぎ,子どもたちをめぐるメディアが大きく変化した今,今までの研究を整理し,21世紀へむけてその歴史と現在を問い直す。

内容説明

『児童文学』の認識が様々なかたちでゆらいでいる今、あらためて児童文学の歴史と現在を、新しい視点で問い直す。

目次

総論 現代児童文学の条件
第1部 「物語」の発生
第2部 「児童文学」という場所
第3部 「児童文学」と「読者」のあいだ
第4部 「物語」と「物語」のあいだ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スイ

9
様々な切り口から日本の児童文学が論じられており、どの論も面白くてわくわく読んだ。 特に一番最初の石井直人さんの論は圧巻。 少し前の発行のために、高田桂子さんなどちょうど私が子ども時代に読んでいた作家たちが挙げられていることが多く、好んでいた理由を今距離を置いて考えられるのも嬉しかった。 それにしても、高確率で論に登場する古田足日さんと那須正幹さんの存在感よ…。 凄まじい人たちの作品を無邪気に読んでいたんだなぁ…。2021/07/03

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