音楽劇の演出―オペラをめぐって

音楽劇の演出―オペラをめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487791255
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報

「演出の時代」が叫ばれる今,日本において西欧の古典オペラを現代の人間ドラマとして蘇らせるには,「演出」はいかにあるべきかを問う,演出歴40年の著者渾身の演出論。

目次

第1章 ドラマとは―演劇と音楽劇
第2章 オペラとは―オペラ三頭怪獣カイミーラ
第3章 耳と目と心の悦楽“ムジークテアター”とは―フェルゼンシュタインの演出哲学
第4章 演出とは―演出の仕事
第5章 オペラの解釈とは―モーツァルト『フィガロの結婚』の解釈と演出
第6章 日本でオペラを演出するには―ヴェルディ『椿姫』の解釈と演出

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かす実

2
現場で演出をしている人による、オペラの演出の方法論とその哲学。「演出ってこういうもの」という記述に対しては、概ね、本当にその通りだ、と感じた。ただ「革新的な演出」「再構成」というものをたいした根拠もなく退け、もとの「作曲家」「脚本家」を天才として設定するような芸術賛美っぽい態度も見られた。個々のオペラ作品に対する詳細な演出方法についての部分は読み飛ばしてしまったので、必要が出てくればまた読むかも

オットー

0
カルメンの演出台本だけ未読2012/09/02

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