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出版社内容情報
現在確認されている写楽作品のほとんど138点をオリジナル版でカラー紹介した世界でも類を見ない面期的な写楽画集。版下絵・扇面絵なども網羅した研究家・愛好者必見の書。
内容説明
本書は謎の多い絵師・東洲斎写楽に焦点を当て、彼が生前に残したすべての作品をできる限りカラー版で紹介することによって、その全貌を明らかにしようという試みである。写楽は果たして能役者であったのか、それとも北斎や歌麿などの有名絵師であったのか―。この永遠の謎の答は、本書に収録した作品群のなかにこそ隠されているにちがいない。
目次
写楽作品分類表
第1章 大首絵二十八点の魅力
第2章 役者全身像の登場
第3章 背景画の出現と多作期
第4章 写楽最後の光芒
第5章 役者絵から他作品へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
2
東洲斎写楽二百周年で1994年3月に出版された大型本サイズの画集。現存作品のほぼ全てをカラー図版で収録し、解説を加えた労作であります。まさか著者も同じ年内にユリウス・クルトの著書の日本語訳が出版されて、一年も経たない間にトンデモ本になってしまうとは想像もしなかったでしょうね……。掲載の図版は素晴らしく、図版が大きいので、画面の隅々までチェックできます。写楽の版画を研究する際には手元に是非ともおいておきたい一冊。著者による解説の方は、1994年時点の写楽研究の水準を確かめるつもりでお読みください。星5つ。2020/12/05
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