出版社内容情報
人類史上もっとも豊かな時代,ルネサンス期を築いた芸術家たちの生涯と全作品。初めて日本に紹介される作品図版も多数収録。新進の研究家による,新しい美術シリーズ。
目次
ミケランジェロ・ブオナローティ
フィレンツェでの少年時代―1475‐94年
ボローニャとローマにおける初期の成功―1494‐1501年
フィレンツェ共和国への奉仕―1501‐05年
ミケランジェロと教皇ユリウス2世―1505‐13年
メディチ家の教皇への奉仕―1513‐34年
ローマへの転居―1534‐49年
晩年―1549‐64年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
210
このシリーズの編集方針がよくわからない。何故、第25巻にいたってミケランジェロなのか。ラファエロより10歳近くも年長なのだし、世代からいっても、様式からいっても、もっと早い巻に置かれていてしかるべきだと思うのだが。さて、美術史においてミケランジェロを評価するには彫刻家としてのそれと画家としてのそれの両面があるが、いずれも卓越し、居並ぶルネサンスの芸術家の中でも傑出した存在だ。彫刻ならヴァチカンの『ピエタ』、そして絵画ならやはりヴァチカンのシスティーナ礼拝堂のあの壮大、壮麗な壁画に勝るものはあるまいと思う。2015/08/09
(ま)
0
カラーで見たくなって・・・2014/01/26