内容説明
人種差別、女性問題、同性愛者への偏見…。あらゆる抑圧の事態を変える本当の力とは何か。アリス・ウォーカーの言葉は真摯で力強く、心優しい。
目次
それでも綿繰り機は回りつづけた
たった1時間のやさしさなんて
本当の革命はいつだってあまり見栄えのしないものだ―黒人革命芸術家の役割を考える
誰のものにもならないで
アリス・ウォーカーが語るアリス・ウォーカー
私たちに故郷を与えてくれたのはキング牧師だった
ユダヤ人であることと黒人であること
最後の審判をくだすのは孔雀たちだ―フラナリー・オコナー再考
子供の声を聞きながら小説を書く
革命よ、おはよう―ラングストン・ヒューズの革命的作品
自分たちが見たい映画を作る
季節は巡る
アメリカには、貧しい人々のための居場所があるのだろうか?
闘いは、笑いと、涙と、抱きあうことに支えられる
『強き性、お前の名は』
同志たるレスビアンたちに
この世の最初の人間には、誰が読み書きを教えたか?―レベッカ・ジャクソンの『力という賜物』
『カラーパープル』を書いたときのこと
『核の狂気』―あなたに何ができるか?
呪いをとめられるのはただ正義だけ
「公民権」ではなくてもっと素敵な言葉を
母たちの人生をもっと知りたい
マミーのお目めのなかには、地球があるわよ