内容説明
伝説的傑作コラム集、ついに登場。初めてブラジャーを買った日の屈辱の思い出から、フェミニズムへの過激な発言まで、現代アメリカ女性の栄光と悲哀がこの一冊に。
目次
アメリカで胸の小さな女の子として生きるには
性的妄想とつきあっていくしかない
プロム・クィーンに選ばれたことがない
一五人のオフィス・ガール
同窓会にだって行く
女たちのマイアミ
丸いドーナツの部分
バーニス・ジェラー―初の女性アンパイア
自己発見グループは続く〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
5
「首のたるみが気になるの」が面白かったので、同じ著者の70年代のエッセイ集を読んでみた。当時の世相を反映して、フェミニズムとそれを取り巻く世の中の状況に関する率直な戸惑いや怒り、感想のようなものが多い。でも。もっともらしい大義名分ではなく、より素直な感情がユーモアを絡めて綴られているから、それはそれでこの当時のアメリカの状況に精通しているわけではない私にも伝わってくるものがあった。2013/12/26
