出版社内容情報
死者は嘘をつかない。死者たちの訴えに凝縮した人生が見えてくる。多くの異状死体に接し,たくさんの対話を交してきた経験豊かな法医学者が綴った死者たちのメッセージ。
目次
女性の年齢
ラヴ・ホテル
胃内容
気がかりな点
遺書
密告
ひき逃げ
復活
父の名誉
いつものように
老少不定
火のあるところに
感電自殺
マル適ホテル
前途洋々
胸の痛み
在宅無医療
死んでいません
燃える恋
流浪の民
美しきひと
深夜の電話
看板娘
流行
税金
異状死をめぐるわが国の制度
私も死にかたがわからない