感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんちゃん
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舞踊における舞と踊との本質的な差異。舞は倭風で踊が異風。その相互関係が舞踊芸術を発展させてきた。しかしその本質を見極めもせず、本来異風である踊にばかりに目がいく現代舞踊界に対する危惧と警句で本書は締められている。古代日本民族の成り立ちを語る項で、女性器の呼び方で分布図を作り、その証左としたところなどは白眉だった。見事にその地域を支配したであろう種族の分布と一致しているのだ。なんとも面白かった。2015/01/27
k_
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amazon掲載の発行年が誤記のようです。昭和60年6月11日発行。 舞踊以外の記述に素人でもわかるトンデモ記述が……、のせいで、舞踊部分についての記述もトンデモなのかそんなことないのか判断ができないものの……。ある程度基礎知識がある人がファンタジーとして読む本なのかしら。2014/05/24
しょ~や
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舞と踊を比較してその体さばきなどを見ていくのも興味深いけど、舞と踊の歴史をひもとくために日本の神話と日本史とを比較していく部分が面白かった。神話に書いてあることは日本史に手を加えて作られたものなんだとよく分かる。2010/05/25
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