近代日本洋楽史序説

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 909,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784487746392
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0073

内容説明

近代日本洋楽史の始まりを、従来の音楽史を覆して、一八〇〇年代前後まで遡らせ、日本人の近代音楽への精神活動を、史料はもとより、辞書や日記、新聞広告などからもつぶさに、そして生き生きと読み解いた、斯界第一人者の畢生の大著。

目次

第1章 江戸後期から維新期へかけての洋楽(江戸後期の洋楽知識;国内における洋楽体験;海外における洋楽体験)
第2章 官制音楽の整備(軍楽隊誕生;雅楽課伶人の活動;音楽取調掛と音楽教育の普及)
第3章 非官制音楽の浸透(キリスト教音楽;一般音楽界の動向)

著者等紹介

中村洪介[ナカムラコウスケ]
1930年、東京生まれ。東京大学大学院修了。カリフォルニア大学、ブリュッセル自由大学研究員を経て、筑波大学教授、中央大学教授。日本近代音楽館資料委員。2001年2月25日逝去。1986年NHK交響楽団有馬賞、1988年『西洋の音、日本の耳』(春秋社)で、芸術選奨文部大臣賞受賞

林淑姫[リンシュクキ]
早稲田大学文学部卒。日本近代音楽研究。日本近代音楽館主任司書
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品