出版社内容情報
水田昆虫および水田周辺の農環境の昆虫相をまとめた「水田昆虫学」である。研究および調査区域は、日本およびアジアの温帯モンスーン地域から亜熱帯域、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアまでの広範囲におよび、水田昆虫の生息状況、生活史、イネとの関係、害虫管理を解説する。,
目次
第1章 水田昆虫のすみか
第2章 水田にはどれだけの昆虫がいるのか
第3章 水田昆虫相は移り変わる
第4章 水田昆虫相の特徴は
第5章 水田昆虫の生活史
第6章 イネ害虫管理の今昔
著者等紹介
矢野宏二[ヤノコウジ]
1932年生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程単位修得退学。九州大学農学部助手、助教授を経て山口大学農学部教授と鳥取大学大学院連合農学研究科教授を併任。現在、山口大学名誉教授、農学博士。昆虫分類学(鱗翅目、双翅目)から水田昆虫の生活史、熱帯昆虫学の研究を進めてきた
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