カメラトラップによる野生生物調査入門―調査設計と解析方法

個数:

カメラトラップによる野生生物調査入門―調査設計と解析方法

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月06日 22時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486021599
  • NDC分類 480.7
  • Cコード C3045

出版社内容情報

本書はSpringerから2011年に刊行された『Camera Traps in Animal Ecology』の邦訳である本書はSpringerから2011年に刊行された『Camera Traps in Animal Ecology』の邦訳である。これまでもカメラを用いた野生動物の調査は行われてきたが、自動撮影カメラの価格が低下し、インターネット経由で容易に購入できるようになったことから、日本でも近年急速に利用者が増加している。しかし、自動撮影カメラから得られるデータの解析方法について解説した和文の書籍は、訳者らが把握してるかぎりこれまで存在しなかった。本書は自動撮影カメラが手軽に入手可能となった現在、必要なデータの適切な解析方法を解説する。

日本語版への序文/まえがき/訳者まえがき



第1章 はじめに

カメラトラップ調査の進化 他



第2章 カメラトラップの歴史

初期の発展/近代/森林性の肉食動物/利用方法の拡張



第3章 生態学研究におけるカメラトラップのタイプと特徴の評価―調査者向けの手引き―

野外におけるカメラトラップの長所と問題:レビュー/カメラトラップのタイプ/機能とトレードオフ



第4章 科学、保全、そしてカメラトラップ



第5章 行動と活動パターン

動物の行動および活動を研究するための伝統的な手法/利点と可能性/事例研究/将来の応用



第6章 個体数、密度、相対個体数 ―概念的な枠組み―

個体数の推定/密度の推定/相対個体数指数



第7章 カメラトラップデータによるトラの個体数の推定―野外調査と解析に関する事項―

装備と野外調査/調査設計上で考慮すべきこと/データ解析



第8章 個体数/密度の事例研究―アメリカ大陸のジャガー―



第9章 長期カメラトラップデータに基づいたトラ個体群の個体群動態

モニタリング上の問題に関連する行動および個体群動態/個体群識別と齢:性別クラスの割り当て/データ分析の問題/個体群動態/個体群動態の推定におけるデータの利用



第10章 トラップ群から密度を推定するための階層空間捕獲再捕獲モデル

背景/モデルの定式化/モデルの解析/開放系における個体群動態



?

第11章 占有と占有動態に関する推論

動物生態学における占有/モデルの枠組み、仮定、そして解析オプション/占有モデルのための研究デザイン/占有解析の結果の提示に関する提案/占有推定:モデルの拡張/最近の進展



第12章 種数と群集動態:概念的な枠組み

単一サイトに対する推論/複数サイトについての推論/デザインの検討



第13章 カメラトラップを用いた大型脊椎動物の種数の推定―インドネシアの熱帯雨林の事例―

カメラトラップと種リスト/種数の推定とモニタリング



第14章 動物生態学と保全におけるカメラトラップ―今後の動向―

カメラトラップデータの使用/機器と写真データ/統計的推論手法



索引


飯島 勇人[イイジマ ハヤト]
翻訳

中島 啓裕[ナカシマ ヨシヒロ]
翻訳

安藤 正規[アンドウ マサキ]
翻訳

目次

はじめに
カメラトラップの歴史
生態学研究におけるカメラトラップのタイプと特徴の評価―調査者向けの手引き
科学、保全、そしてカメラトラップ
行動と活動パターン
個体数、密度、相対個体数―概念的な枠組み
カメラトラップデータによるトラの個体数の推定―野外調査と解析に関する事項
個体数/密度の事例研究―アメリカ大陸のジャガー
長期カメラトラップデータに基づいたトラ個体群の個体群動態パラメータの推定
トラップ群から密度を推定するための階層空間捕獲再捕獲モデル
占有と占有動態に関する推論
種数と群衆動態:概念的な枠組み
カメラトラップを用いた大型脊椎動物の種数の推定―インドネシアの熱帯雨林の事例
動物生態学と保全におけるカメラトラップ―今後の動向

著者等紹介

O’Connell,Allan F.[O’CONNELL,ALLAN F.] [O’Connell,Allan F.]
メリーランド州のUS.Geological Survey’s Patuxent Wildlife Research Centerに所属する野生生物学者。U.S.federal resource agenciesにおいて野生生物管理の問題に関する研究をすすめている。現在の研究テーマは、生物多様性を評価するための複数の技術とモニタリングプログラムの設計、個体群パラメータ推定のためのカメラトラップの使用、絶滅危惧種の管理を改善するための捕食者に関する生態学的調査など

Nichols,James D.[NICHOLS,JAMES D.] [Nichols,James D.]
Patuxent Wildlife Research Centerのsenior scientist捕獲‐再捕獲法、個体群モデリング、順応的管理のエキスパートで350以上の学術刊行物において執筆または共同執筆をしている。2007年のU.S.Presidential Rank Award for Meritorious Serviceの受賞者

Karanth,K.Ullas[KARANTH,K.ULLAS] [Karanth,K.Ullas]
国際的に知られている保全科学者。インドを拠点とし、Wildlife Conservation Societyのsenior conservation scientist。彼の長期的な研究は、トラとその獲物の生態および保全を対象とし、70以上の学術刊行物を出版している。Sierra Clubの名高く国際的なEarthCare賞と世界自然保護基金のJ.Paul Getty Award for Conservation Leadershipの受賞者

飯島勇人[イイジマハヤト]
1979年茨城県水戸市生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。現在、森林総合研究所野生動物研究領域主任研究員

中島啓裕[ナカシマヨシヒロ]
1980年兵庫県明石市生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。現在、日本大学生物資源科学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品