出版社内容情報
本書はバウルとよばれる宗教的芸能集団の文化人類学的研究成果である。インタビューによるライフヒストリー、民族誌的考察など。本書はバウルとよばれる宗教的芸能集団の文化人類学的研究成果である。第1部ではバウルへのインタビューによるライフヒストリーを収録。第2部では民族誌的記述と分析からカースト制度の表裏の関係にある世捨ての制度を考察する。
序
1.研究対象の概略
2.研究方法
3.フィールドワーク
4.ベンガル語のカタカナ表記
第1部 ベンガルのバウルのライフヒストリーの記述
はじめに
第1章 振り子行者
第2章 詩人バウル
第3章 元バラモン
第4章 宿なしバウル
第5章 10ルピーバウル
第6章 グラメール・バウル
第7章 歌姫の息子
第2部 バウルの民族誌的考察
はじめに
第1章 バウルの道
第2章 もうひとつのライフスタイル
第3章 マドゥコリの暮らし
第4章 人間生活
第5章 宗教生活
第6章 ベンガル社会の近代化とバウル
第7章 現代インド文明のメッセージ
第8章 結論
村瀬 智[ムラセ サトシ]
村瀬 智
大手前大学非常勤講師
目次
第1部 ベンガルのバウルのライフヒストリーの記述(振り子行者;詩人バウル;元バラモン;宿なしバウル;10ルピー・バウル;グラメール・バウル;歌姫の息子)
第2部 バウルの民族誌的考察(バウルの道;もうひとつのライフスタイル;マドゥコリの暮らし;人間関係;宗教生活;ベンガル社会の近代化とバウル;現代インド文明のメッセージ;結論)
著者等紹介
村瀬智[ムラセサトル]
1944年兵庫県芦屋市生まれ。1967年甲南大学経済学部卒業。1969年甲南大学文学部卒業。1991年イリノイ大学大学院人類学研究科博士課程修了、Ph.D.取得。1992年大谷女子短期大学国際文化学科専任講師、助教授を経て教授。2001年大手前大学人文科学部教授。2015年大手前大学定年退職。現在、大手前大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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