内容説明
タナゴ・アブラボテ・カネヒラ・ムギツク・オヤニラミ・ドンコ・ギギ・オイカワ・カマツカ・モツゴ・カジカ・ハリヨ・ビワヒガイ・アユ、いろんな淡水魚でてます。
目次
第1章 タナゴ類研究事はじめ(タナゴの履歴書;バラタナゴの素顔 ほか)
第2章 ムギツクの多彩な托卵(卵をあずける魚の技を追う;オヤニラミへの托卵 ほか)
第3章 身近な淡水魚の産卵生態(古来からつづく親と子の絆;卵(仔魚)を親が守らない魚 ほか)
第4章 淡水魚と河川調査(忘れられた子どもの遊び場としての川;半世紀にわたる大阪府域河川調査 ほか)
第5章 溜池の生態学(溜池は未知の世界;海をすてたヌマエビとミナミヌマエビ ほか)
著者等紹介
長田芳和[ナガタヨシカズ]
1943年生。鳥取大学学芸学部卒業。京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士(京都大学)。大阪教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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尾張こまき
1
魂を揺さぶられる読書って年に数冊なんですが・・・これ、まさにこれ!作り的に懐古的なトピック多めなのかもですが、素人なので「え!マジで!?」の連続波状攻撃。最終章まで手に汗握りました。頭のいい人の考えることってやっぱり凄い・・・凄過ぎて、「私は私のできることをしよう・・・!」とかいう感想が出る始末。ドンコとムギツクのあたりが白眉!できれば、項目頭に執筆者のお名前が欲しかった。教育大だけにみなさん教員になられているところに希望を感じます。論文的な記述の合間に挟まれる苦労談、思い出話が超ナイス。2014/10/20
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- 和書
- 花の庭づくり自由自在