首都をつくる―ジャカルタ創造の50年

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486019619
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3036

目次

1 植民地都市を改造する―スカルノのジャカルタ
2 暴動と伝統―スハルト体制の確立とジャカルタへの介入
3 寡占的郊外化
4 チプトラを知るということ―投機・イメージ・メディア
5 ブルジョワ支配の起源―業界団体REIを通じた不動産産業の組織化
6 ポスト・スハルト体制期の首都圏不動産産業の再編成

著者等紹介

新井健一郎[アライケンイチロウ]
1970年生まれ。上智大学経済学部卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。現在、共愛学園前橋国際大学准教授。不動産産業の変遷から見たジャカルタの街並や暮らしの変遷に関心を持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenken

1
首都ジャカルタの建設と不動産業者の盛衰からインドネシアの政治経済構造を描き出した力作。社会および景観の変化まで目配りが効いており、ジャカルタの地理についての知識とその景観の変化に関心があればかなり楽しめる。記述と構成には少々クセがある。冒頭に明快なクエスションや全体像が示されないのだが、ストーリーテリングで読ませることに徹底しているわけでもない。新書でモノ語りに注力すればより多くの読者を獲得できるのではないだろうか。2013/01/01

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