内容説明
タイ・カオヤイの森での1000日間の記録。熱帯の森での動物による果実食と種子散布の謎を解き明かす。
目次
第1章 サイチョウの棲む森へ(西太平洋アジア国際野外生物学コース;サイチョウってどんな鳥? ほか)
第2章 世界自然遺産の森カオヤイ(タイでの長期海外調査へ;世界自然遺産の森カオヤイ ほか)
第3章 動物による果実食と種子散布(何が何を食べるのか?:熱帯林の多様な果実と動物たち;結実木での一日観察;森の食堂を利用する動物たち ほか)
第4章 サイチョウによる種子散布の有効性(大型種子をもつ樹木の種子散布;アグライアとカナリウムを探す ほか)
著者等紹介
北村俊平[キタムラシュンペイ]
1975年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。兵庫県立人と自然の博物館研究員。2006年日本熱帯生態学会吉良賞(奨励賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒胡麻
1
サイチョウがタイの熱帯雨林の種子散布に果たす役割を調査した話であるが、フィールドワークの大変さと面白さが伝わってくる。2013/06/26
ビリー
0
昨年、カオヤイ国立公園で聞いたサイチョウの羽音が忘れられない。それ以来、なんとなくサイチョウのことが頭に残ってて、この本を見つけたときには迷わず手にとった。一の数ページ。眺めると舞台はなんとカオヤイ国立公園。自分もこのあたりには何度か足を運ぼうと思っておるので、このサイチョウ調査団と少しでも接点が欲しいなあ。2014/05/12
YM
0
サイチョウ—熱帯の森にタネをまく巨鳥 (フィールドの生物学)2014/03/03
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