内容説明
塩基配列が紐解く水の中で暮らす生物の不思議。
目次
アコヤガイ属の系統および適応放散過程の推定 真珠貝はどこから来てどこへ行くのか
DNAマーカーを用いた造礁サンゴ種内多型の解析
意外と知られていないカニの種類とDNA分析による種判別
イセエビの幼生は自然界で何を食べているのか 分子生物学的アプローチ
イカの子の親探し
ヒラメ・カレイの左右非対称性を生み出す発生システム
か細い体の秘密を探る。DNAが明かすシラウオ科魚類の系統
DNAが語るナンキョクカジカ亜目魚類の進化
DNA多型からみたペンギン類の系統と進化 MHCが語ること
「輸入ちりめんじゃこ」についての属レベルでの原料魚種推定
その同定は正しいか?DNA研究の意外な落とし穴 標本の保存はサイエンスの命綱
水生生物の遺伝的多様性の保全
著者等紹介
猿渡敏郎[サルワタリトシロウ]
1962年生。東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程卒。東京大学大学院農学系研究科博士課程水産学専攻修了。農学博士。現在、東京大学海洋研究所海洋生物資源部門資源生態分野助教。専門、魚類学、水産資源生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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