目次
第1章 生物処理の概要と将来展望
第2章 生物処理の原理
第3章 空気の生物処理
第4章 水と廃液の処理
第5章 土壌と地下水の処理
第6章 固形廃棄物と汚泥の処理
著者等紹介
Mulligan,Catherine N.[MULLIGAN,CATHERINE N.][Mulligan,Catherine N.]
研究、産業界および学会において環境のバイオテクノロジー分野に15年以上携わっている。McGill大学や生物工学研究所で発酵による生物界面活性剤の生産に関わって6年後、SNC‐LavalinグループのSNC研究所に入所した。そこでは環境的処理技術、生物変換、発酵、処理技術の評価、技術の経済的効果に関する研究など種々のプロジェクトに関わった。また、産業廃水や空気の嫌気的処理や鉱さいのバイオリーチング技術の開発に関与した。そして、最近Concordia大学の建築・土木環境工学科に移ってからは、そこで汚染土の生物界面活性剤による洗浄技術や金属汚染土や廃水の処理、生物浄化技術、廃水および空気の生物処理の研究を行っている。教育に関しては、浄化技術、環境工学、環境中の汚染物質輸送、および地盤環境工学の教鞭をとっている。なお、著者はカナダのMcGill大学の工業化学科で学士と修士を修め、土木工学専攻でPh.D.を取得した。現在は、ケベック州の工学会、カナダ工業化学会、アメリカ工業化学会、空気と廃棄物管理協会、土の環境学会、カナダ土木学会、アメリカ化学会、カナダ地盤工学会の会員である。これまで発表した論文は数多い。最近、カナダ地盤工学会の地盤環境分門の委員長として、その任に当たる一方で、カナダ土木学会と香港工学会共催の廃棄物に関する国際会議では技術委員会委員長を務める。2005年9月から10ヶ月間、日本学術振興会の長期滞在研究員として東海大学海洋学部で研究を行った。また、現在は東海大学とConcordia大学とでカナダケベック州の水域浄化に関わる共同研究プロジェクトの代表者でもある
福江正治[フクエマサハル]
1948年生まれ。1971年東海大学海洋学部海洋工学科海洋土木工学専攻卒業。1973年東海大学大学院修士課程海洋工学専攻修了。1977年McGill大学大学院博士課程Civil Engineering and Applied Mechanics専攻修了。受賞―知恩会齋藤奨励賞(1985)、社団法人地盤工学会功労賞(2004)、ASTM(米国材料規格協会)編集技術賞(2007)。現在、東海大学海洋学部海洋土木工学科教授、Ph.D.
佐藤義夫[サトウヨシオ]
1947年生まれ。1970年東海大学海洋学部海洋資源学科卒業。東海大学海洋学部海洋学科教授、理学博士
小野信一[オノシンイチ]
1949年生まれ。1980年東海大学海洋学研究科水産学専攻博士課程修了。東海大学海洋学部教授、水産学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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